被爆者火葬の公園清掃 二世の会や学生ら 諫早

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樹木を切りそろえる学生たち=諫早市、百日紅公園

 長崎県諫早市で活動する長崎被災協・被爆二世の会・諫早(森多久男会長)は10日、長崎原爆で犠牲となった被爆者火葬の地だった百日紅公園(天満町)の清掃ボランティアを実施した。
 ボランティアは2016年から年2回、諫早で起きた原爆をめぐる史実を後世に伝えようと実施。同公園は1945年当時、市営火葬場として使われ、原爆投下直後、長崎から諫早へ運ばれ、息絶えた人たちを住民が火葬したという。
 活動には同会などの20人が参加。長崎ウエスレヤン大は昨年度から地域貢献活動のカリキュラムの一つに採用し、学生たちが原爆当時の状況などを学習。この日も教員と学生計9人が伸びた木の枝を切ったり、草を抜いたりした。
 諫早被災協の小松タヅヱさん(85)は「多くの犠牲の上に今の生活がある。清掃を通し、核兵器をなくす運動につなげてほしい」と話した。