南松浦（みなみまつうら）郡新上五島町立奈良尾（ならお）小（湯川哲也（ゆかわてつや）校長）では全校児童48人が、それぞれが決めた目標に向かって努力する「○○名人」活動に取り組んでいます。運動や生活面など、さまざまな内容（ないよう）で頑張（がんば）っています。
子どもたちが自信をつけるきっかけにしようと、湯川校長のアイデアで2016年4月から始まりました。目標は「あいさつの仕方」「一輪車を上手に乗りこなす」「宿題以外の自主的な勉強」などいろいろ。特に頑張った児童は学期や年度の終わりに、各学年1人ずつ表彰（ひょうしょう）されます。
奈良尾地区の伝統芸能（でんとうげいのう）、万越太鼓（まんごしだいこ）に取り組む6年の今村尚斗（いまむらなおと）君（12）は「かっこよく見えるよう、太鼓（たいこ）をたたく姿勢（しせい）に気を付けている。いつか外国の人にも演奏（えんそう）を見せ、伝統（でんとう）をつなぎたい」とやる気いっぱいです。一輪車に取り組む3年の原陽大（はらようた）君（9）は「上手に乗れると気持ちいいから選んだ。これからは前後に行ったり来たり動けるようになりたい」と笑顔で話していました。
