設立10周年 サクラ植樹

室蘭・地球岬街道夢の森づくりの会

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エゾヤマザクラを植樹する夢の森づくりの会の会員ら

 室蘭市新富町のごみ処分場跡地周辺で、森と憩の広場「夢の森」を整備している地球岬街道夢の森づくりの会(森川卓也会長)は、設立10周年を記念し、同広場にエゾヤマザクラ2本を植樹した。森川会長は「10周年を一つの節目としながら、所期の目的を忘れず活動を進めていきたい」などと意気込みを語った。

 サクラの植樹には会員ら約20人が参加。日鋼MEC土木・緑化グループの中川完隆係長の協力により、掘った穴の中にサクラを植え込んだ。倒れないように木くいで支え、ネットで周囲を囲った。くいはサクラが根付くころに腐食して自然に返るという。

 同会は2009年(平成21年)、荒れ地となって景観を損ねていた処分場跡地を住民の手でよみがえらせようと「蘭中地区連合町会」「蘭西七町連合会」が中心となり結成。草刈りや植樹、ベンチやテーブルなどを設置して整備を進めた。

 昨年は、室蘭市環境科学館・図書館の整備に伴い科学館の中庭にある樹木33本を移植した。近年は地球岬周辺に出没するシカによる苗木の食害が多発。樹木にネットを張り巡らし、対策を取っている。森川会長は「夢の森は雨風が強いが、うまく育ってほしい」と願いを込めている。
(北川誠)