カブスがスター遊撃手・バイエズとの契約延長交渉をスタート

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カブスは、クリス・ブライアント、アンソニー・リゾー、ハビアー・バイエズ、ウィルソン・コントレラス、カイル・シュワーバーといった若手野手たちの成長と活躍が、2016年のワールドシリーズ制覇をもたらした。今後、これらの野手陣をいかにチームに留めておくかが戦力維持のポイントとなるが、すでにバイエズとの契約延長交渉を開始していることが報じられている。

2018年に大ブレイクを遂げてMVP級の活躍を見せたバイエズは、今季も故障に苦しまされながらもチームの中心選手に相応しい好成績をマーク。今や球界を代表するスター遊撃手へと成長を遂げた。そのバイエズについて、シカゴ・サンタイムズのゴードン・ウィッテンマイアーは「カブスはバイエズとの契約延長交渉を開始した」と報じている。

来月27歳の誕生日を迎えるバイエズは、今季の年俸が520万ドルで、年俸調停2年目のシーズンとなる来季は900万ドル前後まで昇給することが予想されている。年齢やこれまでの実績を考えると、今回の契約延長が実現すれば長期のものとなる可能性が高く、総額は1億ドルを超えると見られている。

また、ウィッテンマイアーは、カブスがバイエズとの契約延長交渉を真っ先に開始した理由として、他の選手よりも契約延長を受け入れる可能性が高いことを挙げている。トレードの噂が絶えないブライアントは、強打の三塁手としてカブスが引き留めておきたい人材であるものの、自身の価値を確かめるために2年後にフリーエージェント市場へ出る意向であり、契約延長交渉は難航すると予想されている。よって、カブスとしてはバイエズとの契約延長を成立させ、スター選手をまとめて失ってしまうのを避けたいという狙いがあるのだろう。

バイエズとブライアントはともにフリーエージェントまであと2年あるため、カブスとしては必ずしも契約延長交渉を急ぐ必要はない。しかし、少なくとも現時点では、カブスはバイエズとの契約延長を最優先に考えているようだ。