ベッテル初日最速「ロングランペースがよくない。このままでは決勝で苦労する」:フェラーリ F1ブラジルGP

 2019年F1ブラジルGPの金曜、フェラーリのセバスチャン・ベッテルはフリー走行1=3番手/2=1番手だった。路面がウエットからドライへと変化したFP1では1分17秒041、ドライコンディションで行われたFP2では1分09秒217をマークした。

2019年F1第20戦ブラジルGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

■スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
セバスチャン・ベッテル フリー走行1=3番手/2=1番手
 マシンはまずまずだったが、天候の影響で一貫した周回を続けることができず、簡単な一日ではなかった。マシンに何が必要なのかは理解できたと思うので、そこから取り組んで改善していきたい。僕らにはできると信じているし、やらなければいけないんだ。

 僕に関してはロングランよりシングルラップでの方がペースが良かった。もっとグリップが必要だけど、見つけ出すのは容易じゃない。でも、マシンバランスはもう少し改善できると思うし、それができればロングランがもっと良くなるはずだ。

 僕らには前進できる力があると確信しているが、ここ2戦での内容を見ると、レースではかなり苦労するかもしれない。今は自分たちの仕事に集中し、土日に向けてもっといい状態に仕上げていかなければいけない。その上で、土曜と日曜にどういう結果を出せるのかを見てみよう。

(formula1.comに語り)1ラップのペースはいいけれど、連続周回については素晴らしいとはいえない。今日は路面のグリップがとても低かった。そういう場合、ショートランよりロングランの方に大きな影響が出る。

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