ハミルトン「タイトル争いが終わったから、2020年を視野に入れアグレッシブな戦い方をする」:F1ブラジルGP

 2019年F1ブラジルGPの金曜、メルセデスのルイス・ハミルトンはフリー走行1=20番手(ノータイム)/2=5番手だった。ウエットコンディションのFP1ではタイムを出さず、FP2では1分09秒440をマークした。

S2019年F1第20戦ブラジルGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)

■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン フリー走行1=20番手(ノータイム)/2=5番手
 最初のセッションは路面が濡れていたのでほとんど走らなかった。午後のセッションではいい感じでスムーズに作業が進んだよ。ベースがしっかりしており、短い時間のなかでいくつか調整をした。

 さらに改善するために今夜、作業にあたる。予選に向けて調整する時間はわずか2セッションしかなくなったので、この作業は重要だ。いつもより綿密に、そして正確に変更作業を行っていく必要がある。とは言っても、僕らはいいスタートを切ることができたので、うまく前進できるはずだ。

(Sky Sportsに語り)最後の2戦も勝ちたいと思っているし、これまで同様に努力していく。ただ、(両タイトルを獲得したことで)これまでよりもアグレッシブにいく余裕があるから、違うアプローチをとることになる。週末の進め方や戦略の面で違うやり方を選ぶことが可能なんだ。この2戦は、来年に備えて新しいことを試すチャンスなんだ。

 来年は開幕前のテスト日数が8日から6日に減る。だから、何かを変えたり適応したりすることにより得られるアドバンテージは、どれほど小さいものでも来年役に立つ。

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