市長「水道料」VS 議会「耐震化」 延岡市民「対立いつまで」

読谷山市長からの再議要求を受けて開いた延岡市議会水道料金特別委員会=9月26日、延岡市役所

 延岡市の水道料金を巡り、読谷山洋司市長と議会との「対立」が続いている。料金引き下げより水道施設の耐震化の前倒しを求める議会に対し、市長は引き下げを同時に行う姿勢を譲らない。18日には条例改正案を再提案する異例の事態に。市を二分した2018年の市長選のしこりの影響もあるとみられ、市民からは「意地の張り合い」「ほかにも課題がある」など冷めた見方や疑問の声も上がる。

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