エギングリーダーの結び方は何を選ぶ?
メインラインにPEを使うエギングでは、リーダーの結束が必須です。そこで迷ってしまうのが、「結局どの結び方がいいの?」ということではないでしょうか?
本記事では編集部おすすめのエギングリーダーの結び方をご紹介します。最初にエギングリーダーの結び方で重視するポイントをチェックしておきましょう。
完成までのスピード
エギングのノット選びで重視したい「結束が完成するまでスピード」。
マズメ時などせっかくのチャンスタイムを逃してしまったなんてことにならないように、素早く結束でき、エギをいち早くキャストできるようなノットをまずは覚えてましょう。
状況に応じた強度
結束で重視される強度。
しかしエギングでは魚のように根に潜られるようなことがなく、ドラグを十分に活かしてゆっくりやり取りできるので、強度は完成までの早さより優先順位を下げてもよいでしょう。
ただし、大型のイカがヒットしやすい春エギングや、根掛かりが多い場所ではエギの回収率を高めるため、強度が高いノットを使っておきたいところです。
編集部おすすめの結び方
ここでは様々な結び方の中から、編集部おすすめの結び方を3つご紹介。完成までの早さと強度を重視した、エギングリーダーの結び方に適した結び方をピックアップしました。
メリット・デメリットと併せて、ぜひチェックしてみてください。
電車結び
- 速 度:★★★★☆
- 強 度:★★☆☆☆
電車結びは、ラインとリーダーの結び方で、最も簡単で基本となる結束方法です。
結び方はラインとリーダーを重ね、スナップなどの結束にも使う「ユニノット」を双方に施すだけととても簡単。釣り初心者の方は、まず電車結びからスタートしてみると良いでしょう。
▼メリット
電車結びのメリットは、とにかく簡単に素早く結べること。結ぶ際の力の入れ具合や手の形をあまり気にしなくてよく、ユニノットを確実に行っていけばよいので、結んでいる途中で失敗してしまうことが少ないです。
▼デメリット
他の結び方に比べるとどうしても結束強度が落ちてしまう電車結び。最大でラインが持つ約6割程度の強度までしか出すことが出来ません。
しかし、エギングでよく使われるPE0.8号で換算すれば、約4~5キロ程度の強度は確保できるので、実釣においては十分な強度と言えるのではないでしょうか。
▼電車結びの結び方はこちら
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SFノット
- 速 度:★★★☆☆
- 強 度:★★★☆☆
SFノットは、PEラインとリーダーの結束でよく使われている摩擦系ノットの一つ。結びの工数と強度のバランスが非常に高いのが特徴です。
電車結びからのステップアップでぜひ覚えておきたいノットです。
▼メリット
SFノットのメリットは、完成までの時間が短いながらライン強度の約7割程度の強度を確保できること。編み込みの後はユニノットを施すだけなので、よく比較されるFGノットよりも短い時間で完成します。
また結び目がコンパクトなので、キャスト時に結束部分をガイドまで巻き込んでもトラブルが起きにくいです。
▼デメリット
SFノットのデメリットは、何と言っても慣れが必要であること。編み込みがしっかり出来ていないと、リーダーがすっぽ抜けてしまうことがあります。
自宅でしっかり練習しておき、釣り場で確実に結べるようになっておく必要があるでしょう。
▼SFノットの結び方はこちら
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FGノット
- 速 度:★★☆☆☆
- 強 度:★★★★☆
FGノットは摩擦系ノットの代表格で、エギングをはじめ、シーバスやジギングなどにおいても幅広く使われている結び方です。
編み込み+ハーフヒッチと工数が多く、結ぶのに慣れが必要ですが、その分強度はかなり高いノットです。
▼メリット
FGノットのメリットは、何と言ってもその強度の高さ。結束サポートツールを使わずとも、ライン強度の約8割程度の強度が出せます。
また、結び目の凹凸が少ないので、キャスト時にトラブルが起きにくいといったメリットもあります。
▼デメリット
FGノット最大のデメリットは、完成までに時間が掛かってしまうこと、SFノットと同じく、編み込みがしっかりできていないとリーダーがすっぽ抜けてしまうことが挙げられます。
また、結び目が長く目立つので、サワラやエソが多い場所では結び目を噛まれて切られてしまうことがあるといった意外なデメリットもあります。
▼FGノットの結び方はこちら
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エギングリーダーの結び方をマスターしよう!
マズメのチャンスタイムなどはスピード重視で電車結び、春のエギングや根掛かりが多い場所では強度重視のSFノットやFGノットといったように、結び方を使い分ければきっと釣果アップにつながってくれるはず。
エギングリーダーの結び方に迷った時は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。