生活の足待ってました JR磐越東線いわき-小野新町間再開

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待望の列車に乗り込む高校生ら=16日午前7時ごろ、いわき市の小川郷駅
運行が再開され、夏井川渓谷を走る磐越東線の列車=16日午前9時5分ごろ、いわき市小川町

 台風19号の影響で不通となっていたJR磐越東線いわき-小野新町(福島県小野町)間が16日、運転を再開した。列車は大雨の爪痕の残る秋の夏井川渓谷を疾走。沿線住民が生活の足の復活を喜んだ。県内のJR在来線は全線で復旧した。

 約40キロの同区間は、河川の氾濫で線路の盛り土が流出したり線路に土砂が流入するなどし、復旧工事が進められた。

 福島県いわき市小川町の小川郷駅では朝、部活動に向かう高校生らがいわき行きに乗り込んだ。平工高1年の佐藤歩夢さん(16)は「列車が運休になり、便利さに気が付いた。送迎してくれた家族の負担が減り、ほっとした」と話した。

 全線で運転を見合わせた磐越東線は小野新町-郡山間の約45キロが6日に再開されていた。県内では東北線や水郡線も台風で一時運転を見合わせた。