【プレミア12】侍J、韓国との打撃戦制して4勝1敗でスーパーR首位 17日の韓国との決勝に弾み

侍ジャパンはスーパーラウンドを4勝1敗の首位で17日の決勝に臨む【写真:荒川祐史】

スーパーRは1位日本、2位韓国、3位メキシコ、4位米国、5位台湾、6位豪州

「第2回 WBSC プレミア12」(テレビ朝日系列で放送)のスーパーラウンドは16日、東京ドームで2試合が行われた。チャイニーズ・タイペイはオーストラリアに5-1で勝ち、チャイニーズ・タイペイが5位、オーストラリアが6位となった。この結果、アメリカの4位での3位決定進出も決まった。野球日本代表「侍ジャパン」は韓国に10-8で勝ってスーパーラウンド1位。同じカードとなる17日の決勝戦に弾みをつけた。

 チャイニーズ・タイペイは3回にワン・ウェイチェンの中前適時打で先制。同点の8回には再びワン・ウェイチェンが勝ち越しの右前適時打。そして、リン・チュウシュエンの3ランでとどめを刺した。オーストラリアは勝てば3位決定戦進出だったが、ウェイドのソロの1点止まり。1勝4敗で最下位に終わった。

 この試合の結果、2勝3敗のアメリカがスーパーラウンド4位で3位決定戦進出。今大会ではアメリカ大陸の上位国1チームが東京五輪の出場権を獲得するため、メキシコとの3位決定戦は五輪をかけた直接対決となる。

 日本は乱打戦の末に10-8で韓国を振り切った。日本は1-1で迎えた3回に6安打を集中して6点を挙げた。4回に5点を失って1点差に迫られるも、5回に山田、丸の適時二塁打でリードを3点に広げる。7回に2点を失って再び1点差になったが、その裏に1死満塁で近藤が押し出し死球を受けて2点差にした。投手陣は先発の岸が4回7安打6失点、3番手の山岡が1回2/3を4安打4失点と打ち込まれたが、何とか逃げ切った。

 この結果、侍ジャパンはスーパーラウンド1位通過、韓国は2位通過となった。17日の決勝は韓国との再戦となるが、弾みをつける1勝となった。

1 日本 4勝1敗 27得点16失点
2 韓国 3勝2敗 25得点21失点
3 メキシコ 3勝2敗 17得点12失点
4 アメリカ 2勝3敗 11得点20失点
5 チャイニーズ・タイペイ 2勝3敗 15得点14失点
6 オーストラリア 1勝4敗 5得点17失点(Full-Count編集部)

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