小倉智昭さん、がん手術後の生活語る 秋大医療フォーラム

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膀胱全摘出後の生活を語る小倉さん

 「がん克服」をテーマにした秋田大学医療フォーラムが16日、秋田市中通の秋田ビューホテルで開かれた。昨年膀胱(ぼうこう)がんのため膀胱の全摘手術を受け、今年復帰を果たしたフリーアナウンサーの小倉智昭さん(72)=秋田市出身=が、自身の腸で作った代用膀胱での生活に触れ、病気や体調を周囲に理解してもらうには「正直に話すのが一番」と語った。

 小倉さんは、手術直前の昨年11月中旬に開かれた同フォーラムに出席。「全摘出には抵抗があったが、手術を決意した」と心境を吐露していた。

 この日は「1年ぶりだ」と会場を和ませると、手術翌日には歩行のリハビリを開始したエピソードなどを明かし、早期復帰に至った過程を紹介。代用膀胱のため尿意が感じづらく定期的にトイレに行く必要があるとし、「おむつや尿取りパッドは自分で買いに行く。恥ずかしいことでも何でもないし、(手術で変化した日常を)公表することで社会の役に立っていると思い、行動している」と述べた。