【ホッケー(男子)】終盤の追い上げもむなしく敗戦。秋季を4位に終える/関東学生ホッケー秋季リーグ3―4位決定戦 VS早大

©慶應スポーツ新聞会

2得点目を決めた田畑と、吉川が喜びを分かち合うシーン

ついに最終戦を迎えることとなった秋季リーグ。3位を懸け最後に戦うのは、奇しくも最大のライバル早大だった。第1Qから2失点を喫し、エンジンをかけきれない慶大は、第2Qに1点を返したもののその後2点を追加され、点差を広げられる。最終Q8分に追加得点をあげるも及ばず。2-4で敗戦し、今年最後の公式戦である秋季リーグは4位に終わった。

令和元年関東学生ホッケー秋季リーグ 3−4位決定戦

11/17(日) 13:00試合開始 @早大東伏見グラウンド

慶大	0	1	0	1	2
早大	2	1	1	0	4

スタメン

GK 小川慶人(経2・慶應)

DF 望月慎之介(経3・慶應)、安田武大(政3・慶應)、片岡賢治朗(経3・慶應)、飯室隼(経2・慶應)

MF 吉川大地(政4・慶應)、田畑智哉(政2・慶應志木)、中山正暉(経2・慶應)

FW 竹内佑太(政4・慶應)、前多亮佑(経3・慶應)、村上慧(法2・慶應)

いよいよ1週間後に控える早慶ホッケー定期戦の前哨戦とも言えるこの試合。何としても勝ちきり、早慶戦勝利への追い風を起こして欲しいところだ。

積極的にパスカットを行い、慶大に流れを呼び寄せた中山

第1Qは自陣プレーからスタート。5分に、相手PCにより先制点を奪われると、その後もピンチが続く。そして11分にタッチシュートでの追失点を喫してしまい、早々に2点差をつけられ、暗雲が立ち込める。しかしチャンスを見出そうと慶大もMF中山正暉(経2・慶應)らを中心にボールを運び、積極的に攻撃をしかけ、PCを奪うなどしたものの得点にはならず。無得点で最初のQを終える。

続くQでなんとしても取り戻したい慶大。得点機を伺いつつ迎えた5分、MF田畑智哉(政2・慶應志木)からパスを受けたFW前多亮佑(経3・慶應)がシュートを決め、待望の初得点を挙げる。ところがそこから流れを作れず、12分に相手PCからストレートのシュートで得点を与えると、点差を元に戻してしまった。数々のピンチを迎え、なかなかチャンスを作れぬまま前半を終了する。

2点差で始まる第3Q。相手のパスワークを崩せぬまま、5分に相手のタッチシュートであっけなく追失点し、さらに差を広げてしまう。MF吉川大地(政4・慶應)らがサークルインを試みるもうまくいかず、このQでの巻き返しは叶わなかった。最終Qでの逆転劇に期待だ。

前日の試合に引き続き、攻撃の起点となった吉川

いよいよ最終Qへ。早速DF望月慎之介(経3・慶應)が粘りのプレーでPCを獲得するも、ここは決められず。しかし諦めない慶大は、続く3分にもMF吉川がレフトからシュートを試みるなど、積極的な攻撃が目立った。FW前多やFW塚本らが必死にボールに喰らいつき、敵陣プレーを守ると8分、ついにDF望月からパスを受けたMF田畑が慶大2点目となるシュートを決めた。勢いは止まらず、チャンスメイクに尽力する慶大。しかしながら決定打を放つことはできず試合は終了し、2-4での敗戦となった。

惜しくも勝利に届かなかった今回の試合。しかしながら、両校にさほど実力差があったようには見えなかった。早慶戦本番までの1週間で戦い方を変えるということはせず、「準備はすごくできているのであとはそれを出し切れるようにもう一度確認しようかなと思います」(吉川)とあくまで自分たちのホッケーを貫く。1年の集大成となる次戦で、慶大ホッケー部は有終の美を飾れるのか。長きに渡り達成できていない打倒早大を果たす彼らの勇姿を、ぜひこの目に焼き付けよう。

(記事:津田侑奈/写真:澤田夏美、國本葉月)

次戦 11/24(日) 第93回男子・第27回女子 早慶ホッケー定期戦

14:50 現役男子戦試合開始 @駒沢オリンピック公園総合運動場第一球技場

以下、コメント

塚本大吾主将(政4・慶應)

──今日の試合を振り返って

そうですね、悔しい結果になってしまいました。

──昨日の試合を終えてどう切り替えましたか

優勝を目指していたんですけど、それがなくなってしまって、でも今目指せる一番上の3位になろうということで切り替えました。

──早慶戦となりました

実力差はそんなにないのかなと、1点を争う試合になるかなと思っていたので、自分たちが今まで練習してきたことを出来れば結果は付いてくると考えていました。

──攻撃の手応えは

相手に最初先制されて少し自分たちが目指していた攻撃の形というのはあまり発揮できなかったかなと思います。

──リーグ4位となりました

春に比べて成長出来た部分は多いと思ってますし、強い相手ともいい試合をできたというのは成長出来た部分なのかなと思いますけど、結果として4位というのは悔しいので来年以降この成績を超えていけるように後輩達には頑張ってほしいと思います。

──次回の早慶戦に向けて意気込みをお願いします

2週連続で負けるわけにはいかないですし、必ず今日の借りを返したいと思うので応援よろしくお願いします。

吉川大地(政4・慶應)

──今日の試合を迎えるにあたってのチームの意気込みは

3位は久しい結果ですし、上位にも長らくきていなかったので、チームとしてのモチベーションは高かったです。あとはやれることができるように、もう一度集中し直しました。

──今日の試合を振り返って

力が入ってしまったり、いつもと違う形になってしまう部分もあって、立ち上がりから焦りがあったのは問題だったかなと思います。ただ、そこまでチームの形自体は悪くなくて、どんな形でも自分たちのプレーができるように今までやってきたことを再確認してプレーできたのは良かったです。あと今日は、目の前の相手との1対1において違いが出てしまいました。これはこちらがすごく下手だとか、相手がすごく上手いということではなく、正直色んな要因があると思います。その時の運だとか、(ボールが)どちらに跳ねるかとか、コートの感覚とか。そういうのが上手くはまらなくて、今日のような結果になってしまったのは悔しいです。

──その要因として一番大きかったものは何だと考えますか

正直相手の方がここが上手いというところは無くて、目の前の勝負の部分で取りきれなかったのは若干こちらの方が多かったかなという印象です。その流れがそのまま失点につながってしまったことで、この結果になってしまったのは気持ちが良くないです。ただ来週はもしかしたらダメかもしれないという思いはなくて、むしろ前向きなイメージです。

──早大の攻略法は何だと考えますか

難しいですが、何か手を打ちたいなとは考えています。この夏、色んなチームと練習試合をしてきて、あらゆるパターンを練習してきたので、その(戦術の)引き出しのこの部分を使おうという感じでやっていこうと思います。新しく何かを始めるというよりかは、準備はすごくできているのであとはそれを出し切れるようにもう一度確認しようかなと思います。

──早慶戦に向けて意気込みをお願いします

勝つ、ではなく圧勝したいです。

田畑智哉(政2・慶應志木)

──今日の試合を振り返って

とりあえず勝てなかったのは悔しいです。結構相手のラッキーな得点とか、こっちの実力でみたいな感じでは無かったので特に悔しかったです。

──1得点1アシストの活躍でした

アシストの方はあまり練習の形ではなかったんですけど、得点の方は練習した形で出来たので良かったです。

──リーグ戦4位という結果は

今まで(上位が)3年ぶりということで、僕は2年生なのであまり実感は無いですけど、最近練習してきて遠征の結果が良かったので、もうちょっと行けたかなとは思いますけど嬉しかったです。

──チームの課題は

さっき終わってミーティングしたんですけど、ルーズボールの取り合いだったり、そういった所を詰めていければ勝てるはずなので後一週間頑張っていきたいと思います。

──来週再び早大との試合になります

今日は負けてしまったんですけど来週は絶対に勝ちたいと思います。