好き嫌いがないことは大切なスキル!?食事で分かる!CAに向いている人の特性

CAに向いているスキルって?

あなたはどこでも眠れますか?睡眠で分かる!CAに向いている人の特性では、筆者が国際線のCAとして実際に乗務してみて分かった、CAに必要なスキル、睡眠についてお話しました。

今回は、同じくらい大切だと思ったスキル、食事についてお話します。

 

好き嫌いがない

食べ物の好き嫌いはありませんか?

例えば、フライト中、筆者が勤めていた会社では「クルーミール」と呼ばれる、CA用の食事が用意されていました。

大体4~8種類ほどの食事が人数分用意されています。

けれど実は、それはお客さまのため。

ベジタリアンなど食べられるものに制限のあるお客さまは、予約時にあらかじめお食事のリクエストをお願いしています。

普通のお食事のチョイスは、お肉、お魚、ベジタリアンの大体3種類。

けれど、それでも足りなくなってしまうこともあります。

そんな時、おお客さまにお食事を我慢していただくことはできません。

それが、ただの好き嫌いではなく、アレルギーや宗教的な理由ならなおさらです。

そこで、クルーミールからお客さまが食べられそうなお食事をお出しします。

そして、CAは残ったものをいただくので、好き嫌いなど言っていられないのです。

 

おひとりさまが平気

フライトは毎回違うメンバーなことも。

ステイ先では、フライト後の最初の食事は、機長や副機長が、「〇〇時にホテルのラウンジ集合で。」などと声を掛けてくださり、みんなで食べに行くことがよくありますが、それ以外はひとりなことも多々あります。

自分以外、全員がステイ先の出身のCAだと、全員家族や友人と食事を済ませるので、ステイ中の全ての食事がひとりきりなことも。

そんな時、ひとりでの食事が苦にならない人がCAに向いていると思います。

 

 

 

世界中の食事を楽しみたいという好奇心

国際線のCAは世界中で色々なものを口にするチャンスがあります。

それを絶好のチャンスと楽しめる人が向いているのではないでしょうか。

その土地の食材や郷土料理を楽しんだり、スーパーマーケットのお惣菜でさえ楽しい。

そんな感覚を持った人にぴったりの職業だと思います。

 

 

胃腸が丈夫

海外では、日本人には水が合わなかったり、衛生面で心配なこともしばしば。

ステイ先でお腹の調子を悪くして、帰りのフライトに乗務できない、なんてことは許されません。

そこで、CAが気をつけていることは以下です。

・水道水は飲まない

・生野菜、生ジュースは飲まない

・アルコールティッシュ(除菌ティッシュ)を持ち歩く

・歯磨きもペットボトルの水を使う

このように、最大限の注意ははらいます。

それでも胃腸の調子を崩してしまうようだと、周りに迷惑がかかるだけでなく、本人も辛いでしょう。

 

世界中を飛ぶからこそ必要なスキル"食事"関連

いかがでしょうか?

CAに限らず、健康に生きるために必要な食事。

世界を羽ばたく会社の顔となるCAには特に大切なスキルだと思います。

日ごろから健康な食事を心がけ、食に楽しみを見いだせる人がCAに向いていると言えそうです。

 

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