4900人、爽やかな汗 長崎ベイサイドマラソン&ウオーク

10キロマラソンの部で力走する参加者=長崎市、長崎水辺の森公園

 長崎港周辺を巡る「2019長崎ベイサイドマラソン&ウオーク」が16、17の両日、長崎市常盤町の長崎水辺の森公園を発着点に繰り広げられ、県内外の約4900人が爽やかな汗を流した。
 同マラソン実行委と、長崎さるく・女神大橋ウオーキング大会実行委が毎年開き、18回目。16、17両日のウオークの部は、大浦天主堂などの世界遺産を巡るコースなど5~20キロの4コースで実施した。
 16日の「ウオークの部」で17キロコースに東京から参加した清水政明さん(61)は「歩きながら長崎の風景を楽しんだ」と笑顔。長崎市平瀬町の吉村由紀子さん(49)は「普段は巡らないところを歩けて楽しかった。地元だけど、観光を満喫した」と話した。
 17日のマラソンの部は1.9キロと10キロ、ハーフで開催。親子で1.9キロを走り、手をつないでゴールする種目に娘の真由さん(8)と出場した西彼長与町の会社員、福永圭悟さん(36)は、「今回で3回目の出場。当日に向けて親子で休日に練習を重ねることが、良いコミュニケーションになっている。来年も出たい」と話した。

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