スペインのライバルであるバルセロナと同じく、これまで多くの選手を輩出してきたレアル・マドリー。
今回は、レアル・マドリーで最も若い年齢でデビューした13名(90年代以降で)を見ていこう。
13位:ラファエル・ヴァラン
デビュー:18歳と4ヶ月+27日
RCランスで若くしてボランチとしてデビューを果たしたヴァラン。モウリーニョ監督の誘いでレアル・マドリーに加入し、ラシン戦で初めて起用された。
12位:アレックス・フェルナンデス
デビュー:18歳と4ヶ月+19日
ヴァランと全く同じラシン戦でデビューしたアレックス・フェルナンデス。わずか8日若かった。メスト・エジルとの交代で出場した彼であるがレアル・マドリーではブレイクできず、現在2部のカディスでプレーしている。
11位:イケル・カシージャス
デビュー:18歳と3ヶ月+23日
レアル・マドリーの伝説的な守護神となった「聖イケル」カシージャスがデビューしたのは1999年のビルバオ戦。トシャック監督によって抜擢され、18歳と3ヶ月+23日という若さでゴールマウスを守ることに。
10位:ヴィニシウス・ジュニオール
デビュー:18歳と3ヶ月+17日
昨季18歳の誕生日を迎えると同時にレアル・マドリーへの入団が決まったヴィニシウス・ジュニオールは、Bチームに当たるカスティージャでのプレーが有力視されていたものの、ロペテギ監督がすぐにトップへ引き上げた。デビューは2018年9月のマドリー・ダービーだった。
9位:フアン・エスナイデル
デビュー:18歳と2ヶ月+6日
アルゼンチン人FWのフアン・エスナイデルは、ラトミール・アンティッチ監督の下で18歳にしてデビュー。1991年5月のビルバオ戦で初めてサンティアゴ・ベルナベウのピッチに立った。今季はジェフユナイテッド千葉で監督を務めていたが、知っての通りシーズン途中に解任されている。
8位:アルバロ・モラタ
デビュー:18歳と1ヶ月+19日
今はライバルのアトレティコ・マドリーでプレーしているモラタ。レアル・マドリーの下部組織で育成され、2010年12月のサラゴサ戦でデビューを果たしている。
7位:アレックス・ペレス
デビュー:17歳と11ヶ月+18日
「銀河系軍団」と呼ばれたデル・ボスケ体制のレアル・マドリーでデビューしたウインガー。トップには定着できず、その後ヒムナスティックやアリス・サロニカ、アルバセテなどを経て26歳で引退している。
6位:ホセ・ロドリゲス
デビュー:17歳と10ヶ月+15日
2012年から2014年にかけてBチームの中心選手だったホセ・ロドリゲス。2012年10月にコパ・デル・レイでデビューしたが、リーガでは1試合の出場に留まった。デポルティーボに貸し出されたあとガラタサライに完全移籍した。現在はマラガに所属。
5位:サミュエル・エトー
デビュー:17歳と8ヶ月+25日
バルセロナの印象が強いエトーであるが、デビューしたのはレアル・マドリー。1998年12月のエスパニョール戦で初出場を果たしたが、その後チャンスが与えられなかったためにマジョルカへ移籍。大ブレイクの後にバルセロナへ行った。
4位:ハビ・ガルシア
デビュー:17歳と8ヶ月+18日
2004年のコパ・デル・レイ、レガネス戦で初出場した大型ボランチ。一度オサスナに放出されたあとに買い戻された経験を持つが、結局レアル・マドリーでは大成せず。ベンフィカ、マンチェスター・シティ、ゼニトで活躍を見せ、2017年からはベティスでプレーしている。
3位:ラウール・ゴンサレス
デビュー:17歳と4ヶ月+2日
ホルヘ・バルダーノ監督が17歳で抜擢したラウールは、この後レアル・マドリーの絶対的なエースに成長した。1994年のサラゴサ戦で突如スタメン起用されたが、実はこの試合は2-3で負けている。現在はレアル・マドリー・カスティージャの監督。
2位:アルベルト・リベラ
デビュー:17歳と3ヶ月+25日
1995年6月のセルタ戦で初出場したリベラは、CチームとBチームで150試合以上に出場した生え抜き選手。ただトップチームでは3試合のプレーに留まり、ヌマンシア、マルセイユ、レバンテ、ベティス、ヒホン、エルチェと渡り歩いた後に36歳で引退している。
1位:マルティン・ウーデゴール
デビュー:16歳と5ヶ月+6日
レアル・マドリーの歴史上16歳で初出場したのは1968年のアントリン・オルテガと彼しかいない。ウーデゴールはこのあとなかなかブレイクできずに苦しんだが、昨季オランダでようやく才能が開花。今季はレアル・ソシエダで目覚ましい活躍を見せている。