遠藤4勝、星五分に 九州場所8日目、輝は2敗守る

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 大相撲九州場所(福岡国際センター)8日目の17日、遠藤は北勝富士との小結対決を制して4勝目を挙げ、星を五分に戻した。西前頭13枚目の輝は6勝目を挙げ、1敗で単独トップの横綱白鵬を富山市出身の新小結朝乃山と追う展開となった。西前頭6枚目の炎鵬は西前頭9枚目の豊山との金沢学院高OB対決に敗れ、4勝4敗で折り返した。

 遠藤は北勝富士を攻防のある激しい相撲で下した。右上手を引いての寄りで一気に前進。一度で仕留められず体が離れたが、相手の応戦にも動じず、頭を下げて押し出した。3連勝で前半戦を終えたが、支度部屋では表情を変えず「良かったです」と冷静だった。

 輝は東前頭9枚目の琴奨菊と対戦し「今場所で一番いい相撲を取れた」と振り返る会心の内容だった。左差しから休まず攻めて元大関を一方的に寄り切り「攻めるのが自分の持ち味。そこを最も意識している」と話した。5日目の不戦勝から4連勝で2敗をキープし、後半戦へ期待が高まってきた。

 炎鵬は金沢学院高の1年先輩に当たる豊山に対し、3度目の立ち合いで互いに見合う珍しい形になった。炎鵬は「(行司から)はっけよいを言われず、どうしたらいいのか」と困惑。相手の中に入れず、はたきに屈した。3連敗と元気がなく「これが相撲じゃないですか」と渋い表情だった。豊山は連敗を2で止めて5勝目を挙げ「奇襲作戦。向こうがやることをやった」と、にんまり顔だった。

 東前頭15枚目の大翔丸(金沢学院高OB)は西前頭12枚目の隆の勝に寄り切られて5敗目を喫した。