諦めるのはまだ早い!?ぽっちゃりだってCAになれる!私のリアルエピソード

美しい見た目はCAに求められる!?

CA(客室乗務員)は内面の美しさ、才色兼備さだけでなく、見た目も美しくなければいけないものと思っていませんか?

もちろん、美しいから合格する、CAになれるというわけではありませんが、国際的に会社のイメージを担っているのですから、見た目の美しさが求められるのも当然と言えるのではないでしょうか。

ただ、その"美しさ"の基準は人それぞれですし、国によって異なります。

今回は、ぽっちゃり体型でもCAになって夢をかなえられた筆者の経験をお話します。

 

ぽっちゃりの魅力

まずは、ぽっちゃりについて。みなさんは、ぽっちゃり体型についてどう思いますか?

・安心感

・体力がありそう

・優しそう

・健康そう

・落ち着く

・ほっとする

実は、良いイメージが多いんです。けれど、CAのイメージではないですよね。

会社のイメージを担っていることも理由のひとつにありますが、一番の理由は安全面にあると思います。

大きなお尻のCAが通路をふさいでしまったら?

太っていることで健康に支障が出たら?

そのために、CAは厳しい基準で見られてしまうのかもしれません。

 

会社的には体重オーバー!?筆者の場合

筆者がCAになったのは、23歳のとき。

身長は156.7cm、体重は59kgでした。
 

 

こちらは、当時、実際にエントリーシートに添付した写真です。

入社後知ったのですが、マニュアルの中には体型についても記述があり、

158cm 48-58kg

159cm 49-59kg

160cm 50-60kg

のように、数字で明確に決められていました。

入社時の体重もオーバーです。では、なぜ、合格したのか。

身体測定の時、「重いから体重計に乗りたくないんです!」と笑顔で伝えたのがおもしろかったのと、面接官のジャケットを「とっても素敵!」とほめたのが好印象だったそう。

つまり、体重だけで合否が決まるわけではなく、見た目にしても体重にしても、その他のポイント含め総合判断されるということです。 

 

ぽっちゃりでも入社できる会社を見つけよう

航空会社によって、身体にフィットした民族衣装やワンピースの制服が魅力的な会社、細長い足が映える、制服のスカートの短い会社。

会社それぞれのカラーがあります。そのため、CAの体型にもそれぞれのカラーが求められます。

筆者の入社した会社は宗教の関係で、ジャストサイズからワンサイズ大きいサイズの制服を支給される会社でしたので、ある程度の体系は許されました。

お尻の大きさが女性の美しさと考えられる国もありますね。

体型だけで入社できそうな会社を選ぶことはあまりオススメできませんが、ぽっちゃりでも入社できる会社はあるんですよ。

 

ぽっちゃりに負けない魅力をもってアピールしよう

最後に伝えたいのは、その不合格、体重だけが理由ですか?もしも、そうなのであれば、痩せてください。

「わたしはスレンダーではないから。」と悩んでいる暇があるのであれば、ダイエットを始めるか、魅力を身につけるか、どちらか行動しましょう。

食べるのが大好きで痩せられないのであれば、ぽっちゃりに負けない魅力をもちましょう。

それも、細くて美しい人の何倍もの魅力です。

語学力、経験、人柄、ユーモア、何でも良いです。

体型だけが全てではありません。人一倍誇れる何かがあれば、きっとCAになれますよ!

 

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