南部町・杉沢小140周年式典/学校の歩み、掛け合い形式で発表/伝統芸能えんぶりも披露

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手をつなぎ、記念歌「明日晴れるかな」を歌う杉沢小児童

 創立140周年を迎えた青森県南部町の杉沢小学校(石渡保校長、全児童23人)は17日、同校体育館で記念式典を行った。児童は保護者や来賓と節目を祝い、新たな歴史を刻んでいくことを誓った。

 昭和40年代には約200人が在籍していた同校も、児童数は約10分の1まで減少。少子化が進む中、石渡校長は「これからも校訓である『正しい心、美しい心、たくましい心』を持った子どもの育成に全力で取り組んでいく」と式辞。

 工藤祐直町長は「伝統輝く杉沢小のますますの発展を祈りたい」と祝辞を述べた。

 児童は140周年の記念歌「明日晴れるかな」を挟みながら、同校の歩みを紹介する「140年の詩」を掛け合い形式で発表。「友達と勉強や運動を精いっぱい頑張りたい」「地域の皆さまの思いを受け継ぎ、未来に向かって歩んでいく」と力強く語った。近くの杉沢中学校生徒の協力を仰いで伝統芸能のえんぶりも披露されたほか、学校の歴史を写真で紹介する特製DVDも上映され、式典に華を添えた。

 杉沢小学校は1880(明治13)年3月1日に埖渡(ごみわたり)小学校として開校し、校名変更を経て現在に至る。1984年のロサンゼルス五輪自転車競技で銅メダルを獲得した坂本勉さんをはじめ、2095人の卒業生を送り出している。