オドリッジ残留のツインズ さらなる先発投手の補強を目指す

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オフシーズンに突入した段階から、ツインズの今オフの補強ポイントが先発投手であることは明らかだった。今季、メジャー史上最多となる307本塁打を記録した打線は、主力選手のほとんどが来季も引き続きチームに留まるものの、2ケタ勝利をマークした先発投手5人のうち、ホゼ・ベリオスを除く4人がフリーエージェントとなってしまったからだ。今オフ、ツインズはフリーエージェント市場で2人の先発投手を獲得することを目指しているようだ。

空席となった先発ローテーション4枠のうち1枠は、早々に埋まった。ツインズからクオリファイング・オファーを受けていたジェイク・オドリッジが同オファーを受諾し、残留することを決めたからだ。しかし、ツインズはまだ先発ローテーションに3つも空席がある。ジ・アスレチックのアーロン・グリーマンは、ツインズがフリーエージェント市場で2人の先発投手を獲得する可能性があると指摘する。

グリーマンによると、ツインズは来季の年俸総額を少なくとも1億3500万ドル程度に設定していると見られる。このうち、現時点で確定している金額は、およそ8600万ドル。よって、補強に使える資金が5000万ドルほど残っており、計算できる先発投手を2人チームに加えることは十分に可能である。

オドリッジが残留したとはいえ、単年契約であることを考えると、ツインズは実力のある投手を複数年契約で獲得することを最優先に考えるはずだ。球団規模から考えて、ゲリット・コールやスティーブン・ストラスバーグを獲得するほどの資金力はないため、ザック・ウィーラー、マディソン・バムガーナー、柳賢振(リュ・ヒョンジン)あたりが現実的な選択肢となるだろう。

これらの先発2~3番手候補に加え、グリーマンは、ツインズが先発4番手候補としてポストシーズン経験のあるベテラン投手の獲得に動くと見る。ダラス・カイケル、コール・ハメルズ、タナー・ロアーク、リック・ポーセロ、リッチ・ヒルといった経験豊富な投手たちがその候補となる。

9年ぶりの地区優勝を成し遂げたツインズは、3人の2ケタ勝利投手が抜けた穴を埋めることができるのか。今後の動きに注目したい。