11月最終週も気温高い地域多く 高温に関する早期天候情報

18日(月)の「日最高気温」 出典=気象庁HP

 きょう18日は日本海の低気圧や、低気圧からのびる前線に向かって、南から暖かい空気が流れ込んだ。特に、山越えの風が吹き降りた地域で気温が高く、西・東日本における午後2時半までの最高気温は、新潟県糸魚川市一の宮で27.0℃、愛媛県新居浜市26.1℃、高松市26.0℃など。糸魚川市では統計がある1978年以降、高松市では統計がある1941年以降、最も遅い夏日を観測している。

18日(月)気象庁発表「早期天候情報」 出典=気象庁HP

 今後、21日(木)頃にかけては、気温が平年並みか低い所もあるが、その後は暖かい空気が流れ込む影響で、広い範囲で気温が平年より高くなる見通し。特に、24日(日)頃からの5日間ほどは、東北、東・西日本、沖縄・奄美で、気温が平年よりかなり高くなるとして、気象庁はこれらの地域に「高温に関する早期天候情報」を発表して、農作物の管理等に注意するよう呼び掛けている。

「早期天候情報」とは

 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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