入賞のクビアト「ランキング6位を奪還できたのは大きい」トロロッソ・ホンダF1、5位ルノーとの差はわずか8点

 2019年F1ブラジルGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは10位で入賞を果たした。

 16番グリッドからミディアムタイヤでスタート、23周目と46周目にソフトに交換して走った。チームメイトのピエール・ガスリーは2位を獲得、ふたりで19ポイントを稼いだことで、トロロッソはコンストラクターズランキングでレーシングポイントを抜いて6位に浮上。最終戦を前に、5位のルノーにわずか8ポイント差まで迫った。

 チーム代表フランツ・トストは、クビアトの入賞は6位を取り戻す助けになったと述べ、ビークルパフォーマンス担当チーフエンジニア、クラウディオ・バレストリは、「コンストラクターズ選手権5位も不可能ではない」とコメントしている。

2019年F1第20戦ブラジルGP ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=10位
 16番グリッドからのスタートなので、楽なレースにはならないことは分かっていた。実際苦労し続けたけれど、最後のセーフティカー後のリスタートで3台抜いて、なんとか1点をつかんだ。

 トロロッソは今年2回目の表彰台を獲得した。中団でそこまでの成績を出しているチームは他にない。自分たちの仕事を誇りに思っていいだろう。

 今日たくさんポイントを稼いだことで、ランキング6位を取り戻した。チームは素晴らしい結果を出したと思う。

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