ベルリンのサードウェーブ系カフェ「THE BARN Café」に行ってみた【ドイツ・ベルリン】

日本でサードウェーブ系のカフェが流行りだして数年経ちましたが、ベルリンでは約5年位前からコーヒーにこだわったカフェが増えてきました。カフェ文化であるベルリンでは数多くのカフェがありますが、その中でも「THE BARN」はベルリンで焙煎されたコーヒーを販売する人気店です。

小さなお店の中はコーヒーの香りで満ちている

「THE BARN Café」は、ベルリンに7店舗(ロースタリー、Lab含む)を展開しているサードウェーブ系のコーヒーショップ。世界的にも注目されているお店で、さまざまな国のカフェに焙煎されたコーヒー豆をおろしているとか。実際、後日パリで入ったお店に「THE BARN」のコーヒー豆があって、その人気の高さを実感しました。2018年にはヨーロピアンコーヒーアワードで賞を取っているほどなのです。

筆者が訪れたのはミッテ店。とても小さなカフェですがオープンしてすぐの時間にいったにも関わらず。お客さんがひっきりなしに訪れていました。店内は挽きたてのコーヒーの香りに満ちて心地よい空間です。

ドリンクメニューのほかにもぺすとりーやサンドイッチ、ケーキなどがあり軽く食事をいただくことができます。せっかくなので朝ごはんをいただくことにしました。

もちろん、「THE BARN」で焙煎されたこーひー豆も購入が可能。パッケージには「Roasted in Berlin」とあり、ベルリンで焙煎されたことがわかるようになっています。

ドリンクメニューはこちら。割と手軽なお値段です。お店のオススメはエアプレスとのことでしたが、お店でしか飲めないシグネチャーコーヒードリンクが気になったので。そちらを注文しました。

紅茶とブルーベリー、そしてコーヒーの組み合わせ!

筆者が注文したのは、ハムとチーズがサンドされたクロワッサン(3.8ユーロ)と、「SHERBET: MOHAMMED ALI ESPRESSO」(4.5ユーロ)というドリンク。紅茶とブルーベリーとメニューにはありますが、どんなドリンクなのでしょう?

しばらくすると名前が呼ばれました。目の前でコーヒーを注いで仕上がり。これがコーヒー?一緒に使われているコーヒー豆の解説シートがついていました。MOHAMMED ALIという豆が使われているそう。

コーヒーが入ったグラスの口には、ブルーベリーパウダーが。一口飲むと、ブルベリーの甘酸っぱさとコーヒーの苦みを感じます。コーヒーはちょっとフルーティなのか、紅茶との相性も悪くありません。面白くて思わず笑顔になっちゃいました。ちなみに、このコーヒーのレシピは公式サイトにあるので、お試しを。

サンドイッチと一緒に食べても美味しくいただけました。コーヒーにペアリングさせたかったのですが、お店の方に聞けばよかったと後悔(笑)

ベルリンで美味しいコーヒーを

「THE BARN」のロースターは別の場所にありますが、カフェでは常に新鮮なコーヒー豆が入荷しているそう。「コーヒーに関して聞きたいことがあったら気軽に質問して」とお店の方も言っていたので、どの豆にしたいか迷ったときは相談してみてください。もちろん、パンやケーキとのペアリングについて聞いてもよさそう。

美味しいパンとコーヒーで、気持ちいいベルリンの朝を迎えましょう。

THE BARN Café

住所:Auguststraße 58, 10119 Berlin,Germany

営業時間:【月~土】8:00~18:00、【日】10:00~18:00

HP:https://thebarn.de/

[All Photos by Kaori Simon]

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