2019年F1ブラジルGP決勝で、マクラーレンのカルロス・サインツJr.は3位で自身初の表彰台を獲得した。予選でのトラブルにより20番グリッドからスタート、4位でフィニッシュしたが、3位のルイス・ハミルトンがレース後に降格になったために、サインツが繰り上げられた。マクラーレンにとって表彰台は、2014年オーストラリアGP以来となる。チームメイトのランド・ノリスは8位だった。
■マクラーレンF1チーム
カルロス・サインツJr. 決勝=3位
最高の一日だ! 初の表彰台で、レース後すぐに表彰台に上がらないというのは変な感じだけど、今日のレースには大満足だ。最後尾から3位というのは簡単なことじゃない。でも力をふり絞って最後まで戦った。
いろいろな出来事が起きたレースだった。1回ストップで走ったのは僕だけだったと思う。セーフティカー後のリスタートでは2回とも中団勢のマシンに抜かれないようにするのが本当に大変だった。でもなんとかポジションを守り切って、前で起きたアクシデントも利用する形でこの結果をつかんだ。
最初のスティントもピットストップもうまくいった。その後のロングスティントは大変だったが、F1キャリアで初めて3位を獲得できた。
チームの皆を祝福したい。初表彰台獲得というのは特別な出来事だけど、純粋なペースでこういう結果を出せるよう、努力を続けていく必要がある。僕らはそのために戦っているのだし、それを目標にすべきなんだ。
ランド・ノリス 決勝=8位
きついレースだったけど、チームはいい結果を出したね。カルロスは素晴らしいよ。
僕は、スタートで他のマシンに囲まれてしまったこと以外は、ファーストスティントはまずまずだったし、ペースもよかった。ハードタイヤを履くと苦労して、うまくタイヤを機能させることができなかった。ラッキーなことにセーフティカーが出て、いくつかポジションを稼ぐことができた。
カルロスは表彰台、2台揃ってポイント獲得という素晴らしい結果となり、カルロスと僕のために懸命に働いてくれたチームの皆が報われたと思う。