大分、別府、佐伯の路線バスと空港リムジン グーグルマップに最適ルート【大分県】

©有限会社大分合同新聞社

目的地を入力するとバス停までの徒歩ルートやバスの時刻、運行経路、遅延状況などを表示=大分市豊海の大分交通大分営業所

 大分交通と大分バス、亀の井バスが運行する大分、別府、佐伯市内の路線バスと大分空港リムジンバスについて、インターネット地図サービス「グーグルマップ」上に情報が表示されるようになった。目的地を入力するとバス停までの徒歩ルートやバスの時刻、運行経路、遅延状況などが確認できる。スマートフォンやパソコンからグーグルマップを使える人なら誰でも利用でき、利便性向上につながる。

 3社は今年3月からバスの接近情報や経路検索ができるバスロケーションシステム「バスどこ大分」を運用しているが、サイト名を検索しないと利用できないという課題があった。

 世界中で利用されるグーグルマップでの情報表示は、3社からのダイヤや位置データを集約した情報通信業モバイルクリエイト(大分市)が公共交通機関の世界標準データ形式「GTFS」でデータを作成し、グーグルに提供する仕組み。3市内の路線バス、空港リムジンバス計770系統と、約3500カ所の停留所に対応している。

 7月中旬から運用を開始し、ラグビーワールドカップ大分開催でも多くの外国人客に利用されていたという。10月30日からはリアルタイムでバスの位置を確認できる情報も加えた。

 今後は交通系アプリとの連携や、ITを活用し効率的な移動を可能とする次世代交通体系「MaaS(マース)」の基礎データとして役立てることなどを目指す。

 システムを導入した大分交通大分営業所の蛯谷(えびたに)憲治所長は「目的地を入力するだけで最適なバス路線に乗れ、初めて大分に来た人にも安心して利用してもらえる」と話している。