東京都/五輪期間中の工事回避へ/発注前倒し工事内容決定

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東京都は2020年東京五輪・パラリンピック期間中の工事調整の一環として、発注時期を前倒しする工事内容を決めた。12月の都議会定例会に提出する補正予算案に関連経費を盛り込んだ。前倒し対象の工事内容は▽本庁舎等建物維持管理▽道路照明のLED化▽道路付属物美化対策等▽街路樹植栽工事▽日本橋川しゅんせつ工事▽中川緑化工事▽路面維持工事▽城南島・大井1号線舗装補修-の8項目。債務負担行為も活用し、年度内の工事契約と着工を推進する。

補正予算案に盛り込んだ関連経費は19年度の支出額3億円と、債務負担行為に基づく20年度の支出予定額6億円。発注時期を前倒しする8項目のうち5項目で補正予算を計上し、先行的に工事に着手する。7項目では債務負担行為を活用し、20年度すぐに工事に取り掛かれるよう年度内に発注手続きを進める。

都の担当者によると、今回の発注時期の前倒しで「基本的には五輪開催前に工事を終了させる」という。道路の車線規制を伴う路上工事によるボトルネックの回避や、工事現場を出入りする工事関係車両の削減につなげる。

関連経費の内訳は次の通り。▽工事内容=〈1〉19年度支出額〈2〉20年度支出予定額(債務負担行為)。

▽本庁舎等建物維持管理=〈2〉0・2億円▽道路照明のLED化=〈1〉0・4億円〈2〉0・6億円▽道路付属物美化対策等=〈2〉1億円▽街路樹植栽工事=〈1〉0・2億円〈2〉0・4億円▽日本橋川しゅんせつ工事=〈1〉0・8億円〈2〉1億円▽中川緑化工事=〈1〉0・7億円〈2〉1億円▽路面維持工事=〈2〉1億円▽城南島・大井1号線舗装補修=〈1〉1億円。