
バスケットボールBリーグ2部(B2)は第10節の18日、宇土市民体育館ecowin宇土アリーナなどで2試合を行い、西地区3位の熊本ヴォルターズは東地区1位の群馬クレインサンダーズに74-70で競り勝った。通算9勝10敗とし、順位は変わらなかった。
熊本は前半、石川海斗が4本の3点シュートを決めるなどしたが、13個のターンオーバーで失点を重ね、31-42で折り返した。
第3クオーター、前線から重圧をかけて相手のボール回しを封じ一気に攻勢。木田貴明の速攻やギャビン・ウェアのリバウンドからのシュートなどで57-57の同点に。最終の第4クオーターはシーソーゲームとなったが、全員でリバウンドに飛び込んでゴール下を支配した熊本が押し切った。
他の西地区勢は広島が山形に大勝し16勝目。熊本は次節の23、24日、長野市のホワイトリングで中地区1位の信州と対戦する。
(2019年11月19日付 熊本日日新聞朝刊掲載)