市の動き

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■大仙市・宮古市 友好交流都市協定
◇幅広い分野に交流を拡大「両市のさらなる発展と連携強化」
市と岩手県宮古市との友好交流都市協定締結式が10月5日、両市の市議会議員や農商工団体、市職員など約70人が出席し、岩手県宮古市のイーストピアみやこ(市民交流センター)で行われました。

岩手県の中央部の沿岸、本州の最東端に位置する宮古市は、人口約5万2000人、面積は岩手県で最も大きい1259・15平方キロメートル。「浄土ヶ浜(じょうどがはま)」や「三王岩(さんのういわ)」といったリアス海岸が刻む絶景、高山植物の宝庫「早池峰山(はやちねさん)」、美しい渓谷を流れる「閉伊川(へいがわ)」など自然資源に恵まれたまちです。

宮古市との交流は、1999(平成11)年に秋田・岩手両県の関係市町村により結成した「秋田・岩手地域連携軸推進協議会」に加入したことから始まりました。2008(平成20)年には同協議会の会員間で「大規模災害時における秋田・岩手横軸連携相互援助に関する協定」が締結され、これを契機に大仙市秋の稔りフェアで宮古市産のサンマを無料配付するブースを毎年開設していただくなど交流が活発になりました。

2011(平成23)年の東日本大震災や2017(平成29)年に大仙市で発生した大雨災害などにおける相互支援によりその絆を深め、現在は、大曲の花火への招待事業や全国500歳野球への宮古市チームの参加および宮古市の小中学校教諭などによる市内小中学校視察などの交流事業を実施しています。

締結式では、両市長による協定書への署名のほか、記念品の交換などを行い、これまでの絆と多くの交流実績をもとに、産業、経済、文化、教育、スポーツなど幅広い分野の交流事業を行っていくことを約束しました。

■南外さいかい市オープン
◇地域住民との協同で地域課題を解決「公設民営の新たな買い物支援」
10月13日、南外地域外小友地区で公設民営のスーパーマーケット「南外さいかい市」がオープンしました。

南外地域では2013(平成25)年に地元のスーパーマーケットが閉店して以降、地域住民の皆さんから生鮮食品などの買い物に不便を感じている旨の意見が多数寄せられていました。この課題解決のため、2017(平成29)年から、市と地域住民の皆さんで検討を重ねた結果、建物を市が整備し、運営を地域住民が行う、県内では初の試みとなる公設民営のスーパーマーケットを立ち上げることになりました。

南外さいかい市の建物はバリアフリー設計のプレハブ平屋(15坪)で整備費は約818万円。店舗は松木田温泉南外ふるさと館と南外民俗資料交流館の敷地内(市有地)に設置し、南外地域の活性化と交流の新たな拠点となることを狙いとしています。生鮮食品や日用雑貨などは生活協同組合コープあきた(三浦貴裕代表理事)の商品を委託販売し、南外地域で採れた野菜や山菜、手作り総菜なども販売します。

10月14日に行われたオープニングセレモニーで老松博行市長は「長い時間をかけて地域住民の皆さんと検討を重ね、生活協同組合コープあきたの協力の下、ついにオープンすることができた。南外さいかい市が地域の皆さんに愛される場所になるように、定期的にイベントを行うなど、市としても引き続き協力していきたい」と述べました。同日、来店した南外地域悪戸野地区在住の80歳代の女性は「普段は移動販売を利用している。自分が気軽に利用できる移動手段(バス)で、すぐに来ることができる場所に店ができてうれしい」と顔をほころばせました。