あんひと こんひと No.254

©株式会社VOTE FOR

感謝の気持ちを胸に、日々成長を
バスケットボール女子日本リーグ山梨クィーンビーズ所属
豊田 有紗さん

とよだ・ありさ
弥生が丘小、田代中、佐賀清和高を経て今年の3月に東海大九州を卒業し、山梨クィーンビーズに入団。22歳、身長180cm、ポジションはセンター、得意なプレーはフックシュート。

「チームの勝利のために限られた時間の中で自分に何ができるのか、練習でいかにアピールできるか、すごく考えさせられます」
そう話すのは、今シーズンからバスケットボール女子日本リーグ・山梨クィーンビーズに所属する豊田有紗さんです。鳥栖市出身の豊田さんは、今年の3月に大学を卒業し、チームに入団。バスケットボール選手としてのキャリアをスタートさせました。
入団当初は周りのレベルの高さに戸惑い、やっていけるか不安になることもありました。しかし、チームメイトに恵まれ、練習中も丁寧に指導してもらうことで、今では楽しくプレーできているそうです。

平日は15時まで会社に勤務し、その後20時過ぎまで練習というハードな毎日。そんな日々の中、周りの人の理解や支えがあり、思い切りバスケットができていると感じたという豊田さん。「常に感謝の気持ちを忘れず、プレーで恩返しできるように日々努力しています」と力強く話します。
練習が休みの日は、チームメイトと出かけたり、映画を見てリフレッシュ。「辛いこともありますが、それ以上に楽しいことが多くて幸せな日々を過ごしています」と充実した生活を送っている様子です。

バスケットボールを始めたのは中学生の頃。友達に誘われたのがきっかけでした。「始めてからは日を追うごとに夢中になりましたが、まさかバスケットボール選手になるなんて」と豊田さんは笑います。

試合の展開が速いところが魅力のバスケットボールですが「運動言語学と言われるほど、コミュニケーションが大切なスポーツです。味方との意思疎通がうまくいき、ナイスプレーが出た時の爽快感がクセになります」と選手ならではの魅力を教えてくれました。

鳥栖に住んでいた時の思い出は、高校の朝練に向かう始発電車。「朝が苦手なので、数え切れないほど駅の中を走り回りました。帰りの電車では博多駅まで乗り過ごしたり、鳥栖駅で何度も起こされました」と故郷での日々を懐かしみます。

「鳥栖市の皆さんに私のことを知ってもらい、応援してくださることで、少しでもバスケットボールに興味を持ってもらえればうれしいです」と熱くメッセージを送ります。
「チームの目標達成に向けて、自分がどれくらい貢献できるか。1日1日を大切に過ごして、成長していきたい」と決意を語る豊田さん。今日も感謝の気持ちを胸に、練習へと向かいます。