“教え子”従え 還暦土俵入り 「まだまだ現役」西海市相撲協会長・梅川恒義さん

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相撲の教え子を従え、還暦の土俵入りを披露する梅川さん=西海市西海町、黒口相撲場

 長崎県西海市相撲協会長の梅川恒義さん(59)=漁業=が17日、「還暦土俵入り」を西海町黒口郷三輪神社の「神待(かんまち)祭」の宮相撲で披露した。露払いと太刀持ちはかつての相撲の“教え子”たち。まわし姿の梅川さんが四股を踏むと、土俵周りの見物客から、よいしょの掛け声と拍手が起こった。

 梅川さんは2004~08年まで黒口郷の大関「黒縅(くろおどし)」の2代目として活躍。地元の子どもたちの指導も続けてきた。
 宮相撲は神社近くの黒口相撲場であり、露払いは市内に住む運送業で、4代目「黒縅」の野口明仁さん(26)、太刀持ちは、福岡県内の高校教諭、立石純平さん(23)が務めた。梅川さんは「この日のために立石さんは帰省してくれ、いい土俵入りができた。力士としては、まだまだ現役。これからも頑張りたい」と笑顔で話した。
 西海町郷土誌によると、同神社は1801年創建。神待祭は10月に出雲国に旅立った祭神の帰還を祝う行事。宮相撲はしばらく途絶えていたが、二十数年前から同相撲場で開かれている。この日は、龍踊(じゃおどり)の奉納もあった。