運転中のスマホ使用 12月から罰則強化 五島署が呼び掛け

運転中に携帯電話を使わないよう呼び掛けたキャンペーン=五島市中央町

 12月から、車の運転中にスマートフォンなどを操作する違反行為への罰則が強化されるのを前に、五島署員らが18日、五島市中心部商店街で、交通マナー向上を呼び掛けるチラシを通行人に配った。
 運転中に携帯電話で通話したり操作したりすると、普通車の場合、12月1日から反則金が6千円から1万8千円に上がる。昨年、携帯電話を使用しながら運転したとして県警が摘発した件数は、県内で1万8549件(同市内279件)。人身事故も発生している。
 キャンペーンには同署や市交通安全協会などから約10人が参加。商店街を通行する車を1台ずつ止め、チラシを配りながら罰則強化と安全運転を呼び掛けた。

© 株式会社長崎新聞社