2019年F1第20戦ブラジルGPの決勝レースで10位~6位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。10位~6位のドライバーはダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)、セルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ランド・ノリス(マクラーレン)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ダニエル・リカルド(ルノー)だ。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ダニール・クビアト 決勝=10位
16番グリッドからのスタートなので、楽なレースにはならないことは分かっていた。実際苦労し続けたけれど、最後のセーフティカー後のリスタートで3台抜いて、なんとか1点をつかんだ。
トロロッソは今年2回目の表彰台を獲得した。中団でそこまでの成績を出しているチームは他にない。自分たちの仕事を誇りに思っていいだろう。
今日たくさんポイントを稼いだことで、ランキング6位を取り戻した。チームは素晴らしい結果を出したと思う。
■スポーツペサ・レーシングポイントF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=9位
大混乱のレースだったね。特に最後の10周、セーフティカーが出動し、マシン同士のギャップがなくなってからはすごかった。
残念ながら僕らは今日は上位で戦うことができなかった。ストレートスピードが不足していたため、簡単に抜かれてしまい、防御もできなかったんだ。最終的に2ポイントを獲得することができて報われたよ。でももっと上位を狙えなかったのは残念だった。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=8位
きついレースだったけど、チームはいい結果を出したね。カルロスは素晴らしいよ。
僕は、スタートで他のマシンに囲まれてしまったこと以外は、ファーストスティントはまずまずだったし、ペースもよかった。ハードタイヤを履くと苦労して、うまくタイヤを機能させることができなかった。ラッキーなことにセーフティカーが出て、いくつかポジションを稼ぐことができた。
カルロスは表彰台、2台揃ってポイント獲得という素晴らしい結果となり、カルロスと僕のために懸命に働いてくれたチームの皆が報われたと思う。
■メルセデス-AMG・ペトロナス・モータースポーツ
ルイス・ハミルトン 決勝=7位
すごいレースだった。僕自身は楽しんだし、見ていてくれた人たちにも楽しんでもらえたならうれしい。ただ、結果は残念なものだった。
誰かと接触したいわけがないが、不運にもアレックスと当たってしまった。責任は後ろを走っていた僕にある。彼に謝罪する。彼は素晴らしい仕事をしていた。
今日は全力を尽くした。1周1周プッシュしてマックスについていこうとした。でも今日の僕らは速さが足りなかった。それで限界を越えてしまったかもしれない。
レッドブルを祝福したい。彼らの方が優れた仕事をしたし、勝利に値する。今日の彼らは本当に速くて、ストレートでは太刀打ちできなかった。
今シーズンはあと1戦残っている。アブダビではもっといい結果を出すために頑張るよ。
■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=6位
序盤にインシデントがあったので、「7位は無理だな」と思っていた。だからこの結果をすごく喜んでいる。
ケビンとのインシデントについては、責任は僕にある。きわどかったが、仕掛けたら、彼がスピンした。こういうことをやってうまくいくこともあるが、ホイール同士が接触してしまうこともある。そうなるともうレースは終わったと考えがちだけど、僕らは懸命に努力し続け、とてもいいレースを走った。セーフティカー後のリスタートは楽しかったよ。
今年もあと1戦だ。楽しみだね。