【プレミア12】甲斐野の“魔球”フォークが話題 打者はど真ん中スイングも驚愕の変化

侍ジャパン日本代表のソフトバンク・甲斐野央【写真:荒川祐史】

インコースへの140キロフォークはワンバウンドも打者は…

 野球日本代表「侍ジャパン」は17日、東京ドームで「第2回 WBSC プレミア12」の決勝で韓国に5-3で勝利し、世界一に輝いた。ソフトバンクの甲斐野央投手は1点リードの7回に登板し、3者凡退の完璧な投球。大きく落ちるフォークで空振りを奪ったシーンを「プレミア12」公式ツイッターが動画で公開し、ファンが絶賛している。

 1点リードの7回に登場した甲斐野。先頭のカン・ベクホに投げた2球目のフォークがすごかった。インコースに投げ込んだ球は、途中から大きく落ちて、ワンバウンドとなる低さに。140キロの球速と落差に、打者は思わずど真ん中をスイングをしてしまうほどの“魔球”だった。「プレミア12」公式ツイッターが動画を公開すると、1日を待たずに1000リツイートを超えるなど、話題となっている。

 甲斐野は3球目もフォークで空振りを奪うと、フォーク5連投の後の6球目はアウトローの158キロ直球で空振り三振。続く打者を三ゴロ、右飛でテンポよく3者凡退に抑え、その裏の追加点への流れを作った。(Full-Count編集部)

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