最高賞に球磨中央高 国税庁長官表彰 租税教室など評価

熊本国税局の脇本利紀局長(左)から感謝状を受け取る球磨中央高の廣瀬光昭校長=錦町

 租税教育の推進に功績があった団体を表彰する「租税教育推進校等表彰」の最高賞・国税庁長官表彰に、錦町の球磨中央高が選ばれた。13日、同校で伝達式があった。

 同表彰に選ばれたのは全国24団体で、県内では同校のみ。同校の前身は球磨商高、多良木高、旧南稜高。3校が毎年租税教室を開いていたことや、同教室を生徒の「税に関する高校生の作文」応募につなげたり、租税教室の様子を学校のホームページに掲載したりした、球磨商の熱心な取り組みが評価された。

 伝達式では熊本国税局の脇本利紀局長が、廣瀬光昭校長に感謝状とトロフィーを手渡した。廣瀬校長は「今後も税の大切さについて学ばせていきたい」などと述べた。(吉田紳一)

熊本日日新聞 2019年11月14日掲載

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