壇上でチェーンソー技術競う 龍神で和歌山県初の大会

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スピードや正確さを競う伐木チャンピオンシップ(日本伐木チャンピオンシップ実行委員会提供)

 林業技術をステージ上で競うチェーンソーの競技大会「きのくに伐木チャンピオンシップ」(和歌山県主催)が23日午後0時半から、田辺市龍神村安井の龍神市民センター敷地内で開かれる。県内では初めて。

 伐木チャンピオンシップは40年以上前から世界大会(世界伐木チャンピオン協議会主催)が開かれている。林業技術や安全作業の向上、林業の社会的地位向上を図ることが目的で、ヨーロッパを中心に約30カ国から選手が出場し、2年に1回開かれている。

 日本では、世界大会出場の代表選手を決める公式大会(日本伐木チャンピオンシップ実行委員会主催)が2014年から実施されている。他に国内各地では、林業のPRを狙った非公式の大会も開催されている。

 きのくに大会は非公式で、同日開催されるイベント「翔龍祭」の第48回「林業まつり」にちなんで企画された。公式大会の競技種目とルールに準じて開く。全5種目のうち、丸太を上と下の2方向から輪切りにする「丸太合せ輪切り競技」、丸太に差し込まれた枝を切り払う「枝払い競技」の2種目を実施。スピードや正確さ、安全性を基準に採点する。

 出場するのは、地元の森林組合や林業会社などの12人。5人が出場する龍神村森林組合は「普段は山林で作業しているので、会場で技術を披露するのはめったにない機会。チェーンソーを操る姿を見て、林業に興味を持ってもらうという大会の趣旨に沿うよう取り組みたい」と話している。