10代が選挙について思っていること、政治について知りたいこと

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TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」11月18日(月)の放送テーマは、『参議院選挙に出て落選したんだけど、何か聞きたいことある?』。7月に行われた参議院選挙に立候補した、番組ではおなじみの原田謙介さんをゲスト迎え、パーソナリティのとーやま校長やリスナーの質問に答えてもらいました。その後編。
(●前編はこちら

――リスナーから届いた質問
【ぶっちゃけ、選挙に負けたらお金はだいぶ飛んでいきますか? わかりやすく何かに例えてくれるとうれしいです。(19歳男性)】

原田:どうですかね……。元々お金があったわけじゃないので、そんなに飛んでいかないですよ。飛んでいくものが無いから。

【立候補するには、何円ぐらいかかるのでしょう?(12歳女性)】

とーやま校長:まずは、こっちですね。

原田:供託金という制度があって、選挙に出るときにお金を預けないといけないんですよ。あの……国に対してとかに。参議院選挙の場合は、300万円を用意してないと選挙に出られないんですよね。それは選挙のときなんで、選挙の前の時間もあるし、選挙の間もチラシを作ったりとかあるので、お金はいろいろ掛かりますけど……でも政党から支援のお金をいただいたので、自分自身の持ち出しはほとんど無いかなと。(※原田さんは立憲民主党より出馬)

とーやま校長:それがどのくらいかを、何かに例えると……?

原田:そうですね……最近買った中古の軽自動車2台分くらい……もうちょっとかなぁ(笑)。

とーやま校長:(笑)。が?

原田:が、……飛びました(笑)。

【ハラケン先生は、選挙に出て今の政治のどの分野を改善して、日本の未来をどのように変えたかったのですか? なぜ出馬したのが参議院選だったのか、これから出馬する予定があるのかもお聞きしたいです。(16歳女性)】

原田:いろいろあるんですけど、次の世代を作っていく政治にしないといけないと思うので、僕が一番強く言っていたのは、教育、子育てに関してしっかり予算をつけようということです。「保育士が足らない」もあり得ないし、「学校の先生が本当に大変な働き方をしている」とかもダメだし。そういう教育や子育てをしっかりしていって、日本の社会自体がよくなっていくことをやらなきゃダメだよね、ということを強く言っていましたね。

とーやま校長:「なぜ出馬したのが、参議院選だったのか」という質問は?

原田:国会には参議院と衆議院がありますけど、参議院は1回当選すると6年間絶対やれるんですよ。衆議院は4年間ですけど、その間に(解散したら)いつ次の選挙になるかわからないので。僕は6年間で子育てや教育についてじっくりとやっていきたい、というのと、選挙区が岡山県全部のなので、都会から農村地域まで全部を見られるんです。それは日本のいろんなところを見られるようなものなので、日本の将来を考えるには都市部も農村部も見られる参議院選挙が理想だな、と思いました。

とーやま校長:「これから出馬する予定があるのか」という質問もありましたけど?

原田:そりゃここで止まるわけにはいかないので……具体的に何か、というのはまだ決まってないですけど、ちゃんとやっていくために、国の将来を作っていくために、引き続きチャレンジしていきますよ。

【落選が決まったとき、一言目に発した言葉って何ですか?(16歳男性)】

原田:う~ん……言葉出ないですけどね。「あぁ~……」って感じです。

【とーやま校長の質問:今はどうされているのですか?】

原田:今は……同じ党の国会議員の秘書になっています。その人の活動を支えつつ、引き続き岡山で次を目指すために自分でもいろんな動きをしています。

とーやま校長:今、手元にざっとのスケジュールがあるんですけど、朝7時に起きられて→チャリで岡山市内の事務所に移動→新聞を読んだり秘書のお仕事をされたりして→県内のいろんな方とランチをしながら意見交換……。

原田:やっぱり飯を食いながらだと気楽に話せますからね。

とーやま校長:ハラケンさんの人となりもわかりますしね。で、その後の午後2時から5時までの3時間は、地域の方の家を訪問……?

原田:今回の選挙では、いろんな方にお世話になったので……全員には会いきれないんですけど、やっぱり直接会って、「またやる」とか「今回どうだった?」みたいな話をさせてもらうというのが大事かなと。選挙の前には、こちらの政策とかは伝えますけど、支えてくださった方のお話を聞く時間はあまりないんですよ。だから選挙が終わって1対1で話してみると「そんなことを思ってくれていたんだ」とか「そこに関して、原田さすがと思ってくれていたんだ」、「こういうことを変えて欲しいと思っていたんだ」とか、いろんな話が聞けるのはありがたい時間ですね。

とーやま校長:それは、伝える側の僕らにとってもチャンスですよね。

原田:そうですよ。選挙では自分がやりたいことを伝えるというのもありますけど、いろんな人がどう思っているかをどんな政策で変えていくかなので、どう思っているかを教えて欲しいですね。

【私が最近のニュースを見てて思ったことについて答えて欲しいです。一番身近なニュースだと、大学入試の英語の制度について。2020年から入試が変わるって言ってただでさえ混乱してるのに、申し込みの当日に、やっぱやめます、って。あれは単純に、おじさん達に振り回されてる自分らのことはどうでもいいんかな、って思いました。身の丈にあった受験を、とかね。あと気になったのが、「発言の撤回」。これはどういうことですか? 言ったことをやっぱ無しにします、って、これもし私たちが言ったら、先生にブチ切れられることですよね? これ以外にも、東京オリンピックの話とかもそうだと思います。何か最近のニュース見てると、おじさん達が自由にやってるように見えるし、これを止める大人とか、これに反対して意見を述べられる大人もおらんのかな、って思いました。議員さんって、上の人たちが決めたことに反対とか出来ないんですか?(16歳女性)】

原田:あの……政党というのは一つの組織なので、決まったらそれでいかないといけない、ということもありますね。でも政党の中で上・下があっても、それぞれが1人の政治家という意味では対等なので、僕らでも言うことは言いますよ。それによって意見が変わることもありますし。今回のセンター試験の話もひどいですけど、高校生の皆さんが署名を集めて「あれ、やばいだろ!」と言ってくれたから動いたところもあるんです。そういう風にいろんな人が声をあげ続けてくれると、政治を変えていく力になるのかな、と思っています。


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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長
放送日時:月~木曜 22:00~23:55・金曜 22:00~22:55
番組Webサイト ⇒ http://www.tfm.co.jp/lock/