西武秋山の“移籍条件”を米メディアが明かす 「3年16億円前後の契約を求めている」

FAでメジャー挑戦する西武・秋山翔吾【写真:荒川祐史】

シカゴのラジオ局「アキヤマに興味を持っている球団の一つがカブス」

 海外FA権を行使してメジャー移籍を目指す西武の秋山翔吾外野手。米メディアは秋山サイドが3年1500万ドル(約16億2900万円)前後の契約を求めていることを伝えている。

 シカゴのラジオ局「670 the score」は「ショウゴ・アキヤマがカブスにとっての解決策の一手になり得る」との見出しで、メジャー挑戦の秋山に太鼓判を押した。

 GM会議が終わりFA市場も慌ただしくなってきた。記事では「31歳のアキヤマは先頭打者として、そして中堅手として、カブスの穴を埋められるかもしれない」と評価。さらに「関係者によると、アキヤマに興味を持っている4球団もしくは5球団のうちの1つがカブスである」と伝えている。

 秋山の年齢、直近の成績、現在は怪我でリハビリ中であることを言及し「重要なこととして、アキヤマはカブスにとってはお手頃価格だと予想されている」と指摘。カブスは2019年にぜいたく税を免れる基準を超えしてしまったため「経済的に制限がかけられる」とした上で、関係者の話では「アキヤマは3年1500万ドル前後の契約を求めている」と明かしている。

 高い出塁率と巧打はメジャー球団からも評価されている秋山。地元メディアは戦力的にも財政的にもカブスにフィットすることを指摘している。(Full-Count編集部)

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