葉ボタン、出荷本格化・山形

門松やしめ飾り、正月に向け

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正月の縁起物として好まれる葉ボタンの出荷が最盛期を迎えている=山形市菅原

 門松やしめ飾りなど、正月に向けて需要が高まる葉ボタンの出荷が山形市で本格化している。朝夕の冷え込みが強まるほどきれいな色になる。生産者は枯れ葉の除去や出荷用トレーに並べる作業に追われている。

 葉ボタンはキャベツの仲間で、葉がボタンの花のような形状をしている。中心部が「紅白」に色づくことから、正月の縁起物として好まれている。

 同市菅原の武田園芸では白の「晴姿(はれすがた)」や赤紫の「初紅」、淡い紅色の「ウインターチェリー」など約20品種を栽培。タンザニア出身のクルワ・ジャクソンさん(31)を含む従業員が、寄せ植えに適した直径8センチ前後の葉ボタンの出荷作業に大忙し。12月上旬までに県内や首都圏、西日本方面へ約20万ポットの出荷を見込んでいるという。

 武田広樹社長(31)は「鉢植えは玄関先や軒下などに置き、雪を避けてほしい。寒さに強く、春まで鮮やかな色合いを楽しむことができる」と話す。

正月の縁起物として好まれる葉ボタンの出荷が最盛期を迎えている=山形市菅原
正月の縁起物として好まれる葉ボタンの出荷が最盛期を迎えている=山形市菅原