岡田さん（DELTA代表取締役）講演　宮崎政懇霧島地区

　宮崎政経懇話会（宮崎日日新聞社、宮日文化情報センター主催）の第369回霧島地区例会は19日、都城市のロイヤルホテルであった。DELTA（東京都）の代表取締役岡田友輔さん（44）が「プロ野球のデータ分析から学ぶ勝てる組織のつくりかた」と題して講演した。
　【講演要旨】米大リーグは1970年代から統計的に勝敗を分析してきた。技術の向上によって多くのデータが得られるようになり、良い選手の判断基準や戦法が変わった。選手の平均年棒が下がる一方、データ分析担当者への投資は増え、多い球団ほど好成績を収めている。
　データ分析は各業界でも活用可能。そこから導かれた物差しを設定し、これまでの判断基準の有効性を確認できる。客観的なデータを活用すれば、合理的なマネジメントや結果に対する検証が可能になる。