五輪会場ハマスタで競技PR ソフト女子日本代表

バッティングを披露するソフトボール女子の日本代表選手=横浜スタジアム

 2020年東京五輪に出場するソフトボール女子の日本代表チームが19日、大会の競技会場となる横浜スタジアム(横浜市中区)で日本と英国の児童ら約100人と交流を楽しみ、ソフトボール競技をPRした。

 市立立野小学校(同区)の6年生約90人と、英国代表チーム事前キャンプ地の市が招待した英国コヴェントリー市の10、11歳の10人が参加。グラウンドでは、バッターボックスに立って打者目線で球速を体感。剛速球に思わず体をこわばらせて目を閉じたジェレミー・リビングストンさんは「ボールがとても速くて怖かった」と話していた。

 横浜スタジアムでは20年7月25~28日、決勝を含む11試合が開催される。児童から東京五輪への抱負を聞かれた主将の山田恵里外野手は、08年北京五輪で悲願だった金メダルを取ったときの思い出に触れた上で「東京(五輪)でも金メダルを取ります」と“宣言”。児童に向けて「皆さんが元気になるプレーができるように頑張りたい」と意気込みを新たにした。

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