長崎県警の警部がパワハラ 所属長注意処分 飲み会で頬たたく 「ばか」と繰り返し叱責も

 長崎県警本部に勤務する40代の男性警部が、部下へのパワハラを理由に所属長注意処分を受けていたことが19日、分かった。処分は10月29日付。
 監察課によると、警部は昨年9月、職場の歓迎会で30代男性職員の頬を1回たたいた。2人とも酒を飲んだ状態だった。またこの職員に対し、業務中に「ばか」と繰り返し叱責(しっせき)したという。今年6月に職員が別の上司に相談して発覚。警部は「頬をたたいたことは覚えていないが、自分の言動によって傷つけてしまったことは申し訳なく思っている」などと話したという。

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