宮城県2施設の集約案 仙台市長、知事と会談へ

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 郡和子仙台市長は19日の定例記者会見で、宮城県が18日に示した東京エレクトロンホール宮城(県民会館)と県美術館の移転・集約方針を巡り、近く村井嘉浩知事と会談し、跡地の活用や移転先の課題などを協議する意向を明らかにした。

 郡市長は「知事とは遅くない時期に会談することで合意していたが、台風19号被害の対応などがあり、なかなか時間が取れずにいた。県の方針が正式決定する前の調整を県民、市民は望んでいる」と語った。

 「県民会館は定禅寺通に面し、にぎわいの拠点に位置する。県美術館も青葉山の文教地区にあり、地域で重要な役割を担っている。跡地について知事と話す必要がある」と指摘した。

 宮城野区の仙台医療センター跡地への移転に関しては「(プロ野球)東北楽天の球場があり、スポーツ、文化、芸術の施設が一つの区域に集まる。なるほど、こういう考え方もあるなと思った」と理解を示した。

 一方、「(跡地の)北側には住宅密集地がある。大きなイベントがあった場合、駐車場や交通渋滞の問題など、いろいろな課題が出てくると想像する」とも述べ、県市間で十分調整する必要性を強調した。