農産物輸出の促進法が成立

司令塔創設、手続き迅速に

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参院本会議で農林水産物・食品輸出促進法が可決、成立し一礼する江藤農相(前列左端)=20日午前

 農産物輸出拡大の司令塔組織の新設を柱とする農林水産物・食品輸出促進法が20日の参院本会議で可決、成立した。省庁間の業務の壁を取り払って輸出手続きの迅速化を図るとともに、貿易相手国の輸入規制をなくす交渉を一元化する。来年4月1日から施行する。

 「農林水産物・食品輸出本部」を農林水産省に設置し、東京電力福島第1原発事故に伴う輸入規制などの撤廃に向けた交渉のほか、衛生審査など複数省庁にまたがる業務を担う。農相を本部長とし、総務相、外相、厚生労働相ら関係閣僚がメンバーとなる。

 本部は輸出促進の工程表を作成して進捗を管理する。