スポーツ市場の拡大へ、最先端技術やサービス紹介 Sアリーナでスポーツビジネスに関する技術や流行学ぶ

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バスケットボールコートの活用事例や演出が提案されたデモンストレーションエリア=19日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナ

 スポーツビジネスに関する最先端の技術や流行を学ぶ「スポーツビジネスジャパン2019」(日本スポーツ産業学会など主催)が19日、埼玉県さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで行われた。

 スポーツ市場の規模拡大に向けて、稼げるビジネスへの変革と新たな機会創出を図ろうと、4回目となる今年は初めて県内で開催された。

 ウエルカムスピーチには一般社団法人日本トップリーグ連携機構の川淵三郎代表理事会長、鈴木大地スポーツ庁長官、大野元裕知事、日本スポーツ産業学会の尾山基会長が登壇した。

 鈴木長官はスポーツビジネスに関するスポーツ庁の三つの柱として「スタジアムやアリーナ改革、スポーツ団体の経営力強化、他産業との融合」を挙げ、「よりスポーツの魅力を広めるよう“ワンチーム”で取り組んでいきたい」と話した。川淵氏は今後のスポーツビジネスについて、「シニア層をいかに会場に呼び込むかで、ビジネス環境も変わっていくのでは。そこに目を向ける必要がある」と述べた。

 「スポーツの力を活用した地域活性化」をテーマにしたさいたま市の取り組みは、さいたまスポーツコミッションの池田純会長らが講演した。

 スポーツ市場の規模拡大に向けて、最先端の技術やサービスを紹介する展示会には69社・団体が出展。ラグビーのプロリーグ化や異業種企業の参入、スポーツビジネスの最新動向を紹介するコンファレンスが開かれた。入退場管理の実証として、顔認証システムも初めて導入された。

 デモンストレーションエリアでは、バスケットボールのエンターテインメントツールとしての可能性が提案され、五輪競技の3人制バスケ「3×3」やシュートチャレンジなど、コートの活用事例や演出が紹介された。

 催しは20日まで。問い合わせは、運営事務局(電話03.5216.5307)へ。