マンフレッド・コミッショナー アストロズの不正疑惑を徹底調査

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日本時間11月20日、メジャーリーグのロブ・マンフレッド・コミッショナーは、2017年のシーズン中にアストロズが試合で優位に立つために電子機器を使用してサイン盗みを行っていたという疑惑に関して、メジャーリーグ機構が徹底的な調査を行っていることを明らかにした。マンフレッドは「告発されたルール違反が、1つの試合または複数の試合の結果に影響を与えている可能性がある。これが最大の問題だ」と話した。

「これはスポーツの規範に関連した問題だ。現時点での我々の立場は、非常に活発に、そして本当に、本当に、徹底的に調査を行っている。調査の進行状況など、これ以上のことはお話しできない」とマンフレッド。メジャーリーグのコミッショナーとして、2017年のワールドシリーズ王者であるアストロズに浮上した不正疑惑に、強い危機感を募らせている様子だった。

この不正疑惑は、ジ・アスレチックの記事によって世間に対して告発された。ワールドシリーズを制した2017年に、アストロズがレギュラーシーズンのホームゲームで外野に設置したカメラによるサイン盗みを行い、ポストシーズンでも同様の不正を行っていた可能性があるという。この報道をきっかけに、アストロズ以外のチームにも不正疑惑が浮上したものの、マンフレッドによると、メジャーリーグ機構は現在、アストロズに対する調査を行っているようだ。

マンフレッドは「現時点では、我々が把握しているアストロズに関する情報に焦点を当てている。他のチームが関与しているかどうかについては、現時点では調査の対象外である。もし、他のチームの不正が明らかになれば、それに対処していく。今のところ、アストロズ以外のチームが不正を行っていたと断定する理由はない」とコメント。また、調査の結果次第では、罰金、ドラフト指名権の剥奪、インターナショナル・ボーナスプールの減額など、様々なペナルティを科すことも検討しているという。

マンフレッドによると、今回の調査に関して、期限は定められていないようだが、来季の開幕日までには調査を終えたい意向だ。2017年のワールドシリーズ王者に降りかかった不正疑惑。調査を経て、どのような結末を迎えるのだろうか。