ラグビー日本代表の稲垣選手が凱旋 故郷の新潟秋葉区 母校訪れ交流

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地元の結小学校で、児童の代表と握手する稲垣啓太選手=20日午前、新潟市秋葉区

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、初の8強入りを果たした日本代表メンバーの稲垣啓太選手(29)が20日午前、出身地の新潟市秋葉区に凱旋(がいせん)した。区役所や母校など行く先々で拍手や歓声に出迎えられた稲垣選手は「みなさんの声援を力にすることができました」と感謝の言葉を重ねた。

 区役所には約300人が集まり、花道を歩く稲垣選手に「おめでとう」などと声を掛けた。市スポーツ大賞特別賞の表彰式も行われ、中原八一市長は「献身的なプレーで私たちを勇気づけてくれた」とたたえた。

 「笑わない男」として有名になった稲垣選手。母校の新津第二中学校では、好物だという学校近くの店の卵パン30個を贈呈され、「今めちゃくちゃうれしいです」と真顔で応じる場面も。腕相撲で対戦した3年の男子生徒(15)は「全然動かなくて強かった」と先輩の偉大さを感じていた。

 地元の結小学校では、児童の代表にラグビーボールをプレゼントし、握手。ラグビーをしている6年の男子児童(11)は「この日をずっと楽しみにしていた」と目を輝かせた。

 荻川小なども訪問。午後には新潟日報スポーツ特別栄誉賞の贈呈式がメディアシップで行われるほか、母校の新潟工業高、県庁などを回る。