鷹・高橋礼は「ミステリアス」 米トレ施設スタッフもサブマリンに驚き

「ドライブラインベースボール」のデータ計測を行ったソフトバンク・高橋礼【写真:福谷佑介】

米トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のデータ測定を行う

 ソフトバンクの高橋礼投手が20日、宮崎での秋季キャンプで米トレーニング施設「ドライブラインベースボール」のデータ計測を行った。米でも珍しい存在であるサブマリン投手のデータ測定に、「ドライブラインベースボール」のスタッフからは「ミステリアス」との声も上がったという。

 体中にセンサーを取り付けて投球を行うなど、データ測定と動作解析を受けた高橋礼。野球日本代表「侍ジャパン」の一員として「プレミア12」を戦い、キャンプには前日19日に合流したばかりだったが、多くのMLBプレーヤーも通う施設のエキスを吸収できる貴重な機会として、志願してデータ測定に臨んだ。

「今までにいないタイプだと言っていました」と高橋礼。珍しいサブマリンの投手だけに、有名トレーニング施設のスタッフたちも興味津々。球団スタッフによると「ミステリアス」との声もあがっていたという。

 測定を終え、フィードバックを受けた右腕は「シーズン中もトラックマンのデータで確認しているんですけど、そこで感じていた課題はここでも出ていた。もう少し精度を上げられるようにしたい。肘をうまくしならせられれば、出力を上げられる」と語り、アンダースローからの「150キロ」を目標に掲げていた。(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

© 株式会社Creative2