殿堂入り投票 得票率90%以上は過去に36人 満票はリベラだけ

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メジャーリーガーにとって、アメリカ野球殿堂入り以上の栄誉はない。それが有資格初年度での選出となればなおさらだ。そして、これまで1度も成し遂げられていなかった「満票」、すなわち「得票率100%」での殿堂入りが、2019年にマリアーノ・リベラによって達成された。2020年の殿堂入り投票では、デレク・ジーターの史上2人目となる満票選出の行方に注目が集まっているが、ここでは過去に得票率90%以上の高率で殿堂入りを果たした36人の顔ぶれを振り返ってみよう。

満票選出のリベラを筆頭とした、過去の得票率トップ10は以下の通りである(10人全員が有資格初年度で殿堂入り)。

1位:マリアーノ・リベラ(2019年)
100%(425人中425票)

2位:ケン・グリフィーJr.(2016年)
99.3%(440人中437票)

3位:トム・シーバー(1992年)
98.8%(430人中425票)

4位:ノーラン・ライアン(1999年)
98.8%(497人中491票)

5位:カル・リプケンJr.(2007年)
98.5%(545人中537票)

6位:タイ・カッブ(1936年)
98.2%(226人中222票)

7位:ジョージ・ブレット(1999年)
98.2%(497人中488票)

8位:ハンク・アーロン(1982年)
97.8%(415人中406票)

9位:トニー・グウィン(2007年)
97.6%(545人中532票)

10位:ランディ・ジョンソン(2015年)
97.3%(549人中534票)

このほか、以下の26人が得票率90%以上を記録している。

グレッグ・マダックス(97.2%)
チッパー・ジョーンズ(97.2%)
マイク・シュミット(96.5%)
ジョニー・ベンチ(96.4%)
スティーブ・カールトン(95.6%)
ベーブ・ルース(95.1%)
ホーナス・ワグナー(95.1%)
リッキー・ヘンダーソン(94.8%)
ウィリー・メイズ(94.7%)
カール・ヤストレムスキー(94.6%)
ルーク・アプリング(94.0%)
ボブ・フェラー(93.8%)
レジー・ジャクソン(93.6%)
テッド・ウィリアムス(93.4%)
スタン・ミュージアル(93.2%)
ブラディミール・ゲレーロ(92.9%)
ロベルト・クレメンテ(92.7%)
ジム・パーマー(92.6%)
ブルックス・ロビンソン(92.0%)
トム・グラビン(91.9%)
ウェイド・ボッグス(91.9%)
オジー・スミス(91.7%)
ペドロ・マルティネス(91.1%)
クリスティ・マシューソン(90.7%)
ロッド・カルー(90.5%)
ロベルト・アロマー(90.0%)

なお、アプリングは7度目の挑戦となった1964年の殿堂入り投票で得票率70.6%に終わったものの、殿堂入りラインをクリアした者が1人もおらず、再度行われた投票(1位のみ殿堂入り)により得票率94.0%で1位となって殿堂入りが決定。ゲレーロは2度目の挑戦となった2018年の殿堂入り投票で選出(初年度は得票率71.7%)。同じくアロマーも2度目の挑戦となった2011年の殿堂入り投票で選出(初年度は得票率73.7%)。この3人以外は有資格初年度での選出であり、カッブ、ルース、ワグナー、マシューソンは、ウォルター・ジョンソン(得票率83.6%)とともに1936年の第1回殿堂入り投票で選出された「アメリカ野球殿堂創設メンバー」である。