「難民の故郷の味」食べて寄付、関西学院大学生協食堂でキャンペーン開催

2019年11月18日(月)~22日(金)、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスの生協食堂BIG PAPAとBIG MAMAでは、“難民の故郷の味”を学食で提供する「Meal for Refugees」を開催している。神戸三田キャンパスでは11月25日(月)~29日(金)開催。両キャンパスともに、一般市民も利用可。関西学院大学は2006年に国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所と協定を締結し、同事務所が推薦する難民を正規学生として迎える入試制度を日本で初めて導入。2007年度以降、計20人を受け入れている。「Meal for Refugees」は、売上の一部を認定NPO法人「難民支援協会(JAR)」に寄付し、国内に滞在する難民を支援するのが目的。前述の入試制度を利用したミャンマー出身のテュアン・シャンカイさん(2013年に総合政策学部に所属)が難民支援協会と協力して始めた。同様の活動は全国に広がりをみせ、今では約50の大学と高校で導入されている。西宮上ケ原キャンパスで提供するのは、「まろやかチキンカレーとナンのセット(427円)」「トマトソースの肉じゃが(220円)」「ビルマ風まぜうどん(372円)」「パンプディング(174円)」の4種類で、一食につき20円が難民支援協会に寄付される。いずれも国内に暮らす難民から教わった料理を収録したレシピ本『海を渡った故郷の味』から厳選したメニューだ。神戸三田キャンパスでは、11月25日(月)~29日(金)に別メニューで実施する。参考:

【関西学院大学】“難民の故郷の味”を生協食堂で提供一食につき20円を難民支援に寄付

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