浜辺美波が名探偵に! “プライドの高い警察キャリア”安田顕と本格謎解き!!

テレビ朝日系では2020年1月期の土曜ナイトドラマ枠で、浜辺美波主演の本格謎解きミステリー「アリバイ崩し承ります」(土曜午後11:15、開始日未定)を放送することに決まった。

原作は2013年に「本格ミステリ大賞」を受賞した、トリックの名手・大山誠一郎氏の同名小説。祖父の跡を継いで時計店を営む主人公・美谷時乃(浜辺)が、“時計店で働く者こそ、時間にまつわるアリバイ崩しに適任”という信念のもと、時計修理と平行して事件の真相を解明していく。時乃は時計修理の傍ら、1回5000円で時計や時間にかかわる“アリバイ崩しを承る”という商いを営んでおり、役どころについて浜辺は「原作だと時乃は割と静かな時計店の女の子というイメージなのですが、台本を読ませていただいたら皆さんとの掛け合いにちょっと明るさや女の子らしさが追加されているように感じたので、ドラマでは“時計屋さんのかわいらしい看板娘”みたいなイメージでできたらいいなぁと思いました」と印象を語った。

そんな時乃の時計店の裏にある母屋に下宿することになるのが、左遷されてきた警察キャリア・察時美幸。さんざん葛藤した挙げ句、こっそり捜査情報を流して時乃にアリバイ崩しを依頼し、なんだかんだとブツブツ言いながらもいつの間にか常連と化すことになるプライドの高い人物を安田顕が演じる。「私の演じる察時美幸という人物は、警察の中でエリートだったがゆえに非常にプライドが高い人間なんです。捜査という部分にあまり長けていない察時という男が、主人公の時乃さんと出会い一緒に謎解きをしていく中でどう変わっていくのか、それとも変わらないのか……。所轄の人たちとの関係性なども大切にしながら演じていけたらいいなと思います」と意気込んでいる。

今回が初共演となる浜辺と安田だが、お互いの印象については「お会いする前は、お話が上手でユーモアがあって、ダンディーでかっこいいというイメージを持っていたんですけど、お会いした後も印象は変わりませんでした。初めてお会いした時にもクスッと笑えることを連発してらっしゃって(笑)、とても楽しかったです」と浜辺が安田への印象を述べると、安田も「ステキな役者さんですね。しかも、これからさらにステップアップされていく方だと思いますので、“今の”浜辺さんとドラマでバディという形でご一緒できるのは光栄なことです。今後どんどん重なっていく浜辺さんのキャリアの中で“大切なもの”と思ってもらえるような作品になるように、一生懸命彼女についていきたいと思います」と早くもバディとしての空気感を感じさせた。

また安田は、「現場でご一緒する際、集中している時は、事前に『集中してます』って言ってほしいです(笑)。私、安田顕……イニシャルが“KY”なんです。その名のとおり、空気が読めない時があります。よかれと思って話し掛けたら『やっべー、集中してた!』という状況も多々ありますので、そういう時は遠慮なく言ってください(笑)」と笑顔で語るなど、現場での和みのひと笑いも忘れなかった。

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