ファクチュアルが三井物産との戦略的提携を発表し、位置データを活用した製品を日本へ導入

三井物産のデジタル・マーケティングの専門知識がファクチュアルの日本市場参入を促進

ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 位置データ企業のファクチュアルは本日、位置データを活用した製品を日本へ導入するため、三井物産(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:安永竜夫)との戦略的提携を発表しました。ファクチュアルに戦略的投資も行っている三井物産は、国内のプログラマティックな広告購入・ソーシャル・パブリッシャー・プラットフォームへのファクチュアルのデータの統合を支援し、日本最大級の広告代理店や企業によるファクチュアル製品の採用・利用を促進します。

ファクチュアルの位置データ・プラットフォームは、大手グローバル企業がデータを利用して顧客理解を深めて新規顧客を獲得し、データへの投資の有効性を測定し、データ製品を充実させ、顧客体験を向上させることができるよう支援します。現在、ファクチュアルのグローバル顧客には、世界最大級の50個のブランドのうち49ブランド、それらを販売する全ての世界的メディア企業、小売・Eコマース・自動車・消費財・その他多くの業界の大手グローバル企業が含まれます。

ファクチュアルの最高売上責任者のロブ・ジョナスは以下のように述べています。「三井物産のチームは日本のデジタル・マーケティング業界を深く理解しており、革新的なデータおよびテクノロジー企業の日本市場への参入に関して豊富な経験を有しています。ファクチュアルの既存のグローバル提携は既にこの地域にも拡大しており、三井物産の支援によって、日本での地域的提携を通じてファクチュアルは存在感をさらに高めることができます。当市場には革新の歴史があり、世界最大の市場の一つとして、当社は今後数年間に日本での事業が収益を高め、製品開発を促進するものと期待しています。」

ファクチュアルは追加の4200万ドルを調達した後、2018年に日本を含むアジア太平洋(JAPAC)地域に進出しました。ファクチュアルは現在シンガポールにオフィスを有し、三井物産との提携は、日本の162億ドル以上のデジタル広告市場においてパートナーや顧客にサービスを提供する上で役立ちます。ファクチュアルのデータは、アドビ、アドセオレント、アモビー、Dataxu、グーグルDV360、Knorex、ライブランプ、ループミー、メディアマス、MiQ、オラクル、ザ・トレード・デスク、ベライゾン・メディア、Xandrなどのプラットフォームを通じて既に当地域で利用でき、三井物産の支援により、2020年には日本の国内プラットフォームでも利用可能になります。

米国三井物産IT&通信事業担当シニアバイスプレジデントの高波喜一郎氏は、以下のように述べています。「当社は国際的なデジタル・マーケティング業界の企業に対し長年戦略的投資を行っており、ファクチュアルは当社が提携してきた最も革新的なグローバル技術企業の一つです。三井物産は日本だけでなく世界市場でもファクチュアルと協力し、それによって両社のさまざまな業界の世界的な提携企業やパートナーを共有し、働きかけることができます。」

位置データは日本市場にとって完全に目新しいというわけではありませんが、ファクチュアルはこの分野でのグローバル・リーダーシップと専門知識を新市場に持ち込み、すぐに収益を上げてきました。世界中の多くの市場における事例を披露していく中で、ファクチュアルはグローバル顧客と地域顧客の双方と連携する機会を数カ月という短期間に迅速に見出しました。

キャドレオン・ジャパンのヘッドの伊東裕揮氏は以下のように述べています。「当社は主要顧客のキャンペーンにファクチュアルを利用することで、実際の行動的属性データに基づいて、高級住宅地に住む富裕層である当社のコア視聴者を広告のターゲットにすることができました。これにより素晴らしい成果を出すことができました。また、ファクチュアルをプログラマティックなデータのみのソリューションとして当社の通常の広告配信プラットフォームと共に利用し、実施中のキャンペーンに迅速に組み込むことができました。今後はさらに、フェイスブックなどの互換性のあるさまざまなプラットフォームでファクチュアルを活用していく予定です。」

三井物産デジタル・マーケティング事業部長の杉山卓也氏は以下のように述べています。「日本企業には位置データを取り入れるという未活用の機会が存在し、ファクチュアルは企業への位置戦略の導入を支援するのにふさわしいリーダーです。三井物産は、ファクチュアルの位置データの利用や、顧客データ・プラットフォーム(CDP)の構築コンサルティング・支援を提供してデータ活用を強化する当社の子会社レゴリスとの提携を通じて、企業が顧客を理解して引き付け、より戦略的なビジネス上の決定を行えるよう支援します。」

ファクチュアルのデバイス作動型の位置製品は、ファクチュアル独自の責任をもって収集したデータセットであるオブザベーション・グラフを土台として構築されています。このデータセットは、世界で月間3億台の動作中デバイスの移動を解析し、訪問や活動の検出など1日に数十億件の入力をフィルタリングしています。ファクチュアルのデータは常に中立的であり、決して特定のメディア、ターゲティング、属性情報の提供者とは結び付いていません。そのデータはほとんどの主要なマーケティング・プラットフォームと統合され、合計するとプログラマティック取引額全体の80%以上に相当します。

ファクチュアルの位置およびデバイス・データがどのように世界の主要マーケターのよりよい消費者理解、視聴者への正確な訴求、キャンペーン有効性の測定を可能にしているかについては、www.factual.comで詳細情報をご覧ください。

ファクチュアルについて

ファクチュアルは、マーケターやその組織が位置を利用して消費者をより理解し、消費者に働きかけ、消費者を引き付けることができるよう支援する位置データ企業です。顧客はファクチュアルの知見、ターゲティング、測定、データ・エンリッチメント製品を利用してデジタル広告戦略を構築・実行し、視聴者を理解し、成果を測定し、革新的なビジネス・ソリューションを支援することができます。

ファクチュアルの顧客やパートナーには、アップル、フェイスブック、グーグル、マイクロソフト、スナップ、ウーバーが含まれ、ファクチュアルのデータは、AdAgeによる全米広告主トップ50社の全てを含む世界で6000以上の主要ブランドに利用されています。詳細情報については、www.factual.comや当社のブログをご覧いただき、当社をツイッターリンクトインでフォローしてください。

三井物産について

三井物産は世界で最も多角的で総合的な貿易・投資・サービス企業の一つであり、2019年11月1日時点で66カ国・地域135箇所に拠点を有しています。当社はグローバルな業務拠点、ネットワーク、情報資源を活用し、鉄鋼製品、鉱物・金属資源、インフラ・プロジェクト、モビリティ、化学製品、エネルギー、食品、食品&小売管理、ヘルスケア&サービス、IT&通信事業、経営企画事業の分野において、製品販売から世界規模の物流、資金調達、大規模な国際インフラやその他のプロジェクトの開発に及ぶ事業を多国間で行っています。三井物産は世界中でグローバル・ビジネスの変革に積極的に挑戦しています。詳細情報については、http://www.mitsui.comをご覧ください。

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